2017/02/23
2017/02/21
2017/02/20
'64 T-2 STD Turquoise #03
フレッシュエア関連は完成♪
内部のゴムも全て交換したので、機能的にもバッチリです。
ちなみに・・・
フレッシュエアダクトのフタを留めるネジですが、
大き目サイズのタッピングに交換されていたようで、
ネジ山が潰れていてオリジナルのサイズのネジが使えませんでした。。。
ここに限らずよくありますよね。。。(^^;)
今回は一つずつナッターで修正し、
オリジナルのサイズのネジを使うことにしました。
これをそのまま大き目サイズのタッピングでいっちゃうか、
キッチリ直してオリジナル(に近い形)に戻すか・・・
・・・日々そんな判断(葛藤?)の連続です。
次はダッシュまわりの配線なんですが・・・
元々の配線はまぁ、こんな状態です。
一応、オリジナルの配線ですが、
各部様々に継ぎ足しされていて、
修正していくにも中々手間がかかりそうです。
う~ん。。。(^^;)
ということで、
今回はNewハーネスを使い、
配線を全て引き直していきます!!
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'64 T-2 STD Turquoise
2017/02/17
'64 T-2 STD Turquoise #02
年明けにご紹介してから随分経ってしまいました。
その間に、
小物パーツの塗装も仕上がったので、
ようやく組み付け再開です♪
まずはヘッドライナーを貼っていきたいところなんですが、
その前にやっておかなくてはいけない事。。。
天井のフレッシュエア関連の組み付け、
そして、ルームランプの配線(と、ついでにダッシュまわりの配線)です。
これらはヘッドライナーを貼ってしまうと出来ない部分なので♪
ただ、各パーツはボディの塗装前に外したままの状態なので、
それぞれチェックして、キレイに仕上げてから取り付けます。
before
after
もちろん、動作チェックだけして、
後はそのまま取り付けても機能的には問題無く、
クルマは動いちゃうんですが、
それだとキレイにペイントしたボディに相応しくないですよね。。。
ただ、ここをこうするってことは、
こっちはこうで、
あっちはあぁして・・・
・・・と、どんどんやることが増えていってしまうのが難点ですが(^^;)
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'64 T-2 STD Turquoise
2017/02/12
Karmann ghia Window Molding #2
昨年末に一度ご紹介した、
ようやくこれを使う時が来ました!!
本来はC型モールが付くはずの、'56-'66のカルマンに、
'67-以降用のT型モールが付いてしまっている、
・・・意外とよくある事なんですが、
これはC型モールのリプロダクションが無いのに対し、
T型は販売されてる為かな??と思います。
つまり、ボディのペイント時等に、
オリジナルのモールが傷んでいるor紛失していて、
パーツが入手可能なT型を使った・・・ということかな?と。
今回の59年もそういった理由かは分かりませんが、
T型モールがついていました。
それを年式通りのディテールに戻すため、交換です。
ちなみにC型orT型は、その断面の形状のことなんですが、
その形だけでなく、
C型→真鍮製でクロームメッキ仕上げ
T型→アルミ製でアルマイト仕上げ
と、表面の質感も変わってきますし、
ウインドウシールの形状、ガラスのサイズも微妙に違ってきます。。。
比べるとこんな感じ。
C型はキラッと光るのに対して、
T型はしっとり半ツヤという感じですね。
交換後がコチラ。
(モールと合わせ、ウインドウシール、ガラスも交換しています。)
ウインドウモールの存在感がグッと増し、
よりゴージャスな印象ですね!
・・・残るはリアウインドウ。。。
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2017/02/10
気になる・・・(^^;) #3(after)
昨日の続き。。。
15mm足りない分、15mm足そうという作戦です。
これしかありません。。。
丸いパイプ部分でカットして、
足りない15mm部分を製作・・・
仮組みして様子を見ます。
これで大丈夫そうですね。
各部を溶接&整形し、
ペイント後、
元通りに張り上げたら、
違和感なく完成です!
手間はかかりましたが、スッキリ違和感なく仕上がりました。
単純に見た目の傾きを直すだけなら、
もっと簡単に済ますことはいくらでもできるんですが、
今回は、根本からキッチリと直す・・・
というご依頼だった為こんな作業方法になりました。
ただ本当は、
製造時のミスだと思われるので、
VW社にクレームを出さないといけないんですが・・・(笑)
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2017/02/09
気になる・・・(^^;) #3(before)
”気になる”・・・シリーズその3の1。
この写真を見て、違和感を感じますか??
運転席側のシートが助手席の方に少し傾いてるのが分かるでしょうか??
ある程度(ミリ単位)の誤差はしょうがないと思いますが、
目で見てハッキリ分かるというのはやはり気になってしまいます。。。
・・・何故??
60年近くも前に作られたシートなので、
長年の使用でフレームやスプリングが歪んでいたり、
溶接部分が外れてしまったり、スプリングが折れたり・・・
・・・色々な原因が考えられます。
傾いて見える場合、
ほとんがそういったことが原因な事が多いように思います。
今回もそうなのかな?・・・と思っていましたが、
色々と見ていくとどうも、そうでは無さそうな雰囲気。
生地、パディングを剥がして各部を計測してみると、ハッキリしました。
ある程度(ミリ単位)の誤差はしょうがないと思いますが、
目で見てハッキリ分かるというのはやはり気になってしまいます。。。
・・・何故??
60年近くも前に作られたシートなので、
長年の使用でフレームやスプリングが歪んでいたり、
溶接部分が外れてしまったり、スプリングが折れたり・・・
・・・色々な原因が考えられます。
傾いて見える場合、
ほとんがそういったことが原因な事が多いように思います。
今回もそうなのかな?・・・と思っていましたが、
色々と見ていくとどうも、そうでは無さそうな雰囲気。
生地、パディングを剥がして各部を計測してみると、ハッキリしました。
問題の無い助手席のシートとも比べてみましたが、
フレームのパイプ全長は左右のシートで同じ、
ただ、各部の曲げが微妙に違うせいで、
最終的に右側の脚(写真上)が左(写真下)に比べ、
約15mmほど短くなってしまっているようです。
(分かりにくい説明ですいません。。。(^^;))
経年劣化ではなく、製造時のミスということになりますね。。。多分。
どっちにしても、コレが原因で傾いてることに間違いは無さそうなので、
今回はそれを直していきます。
・・・続きは後日。
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2017/02/05
SPEEDWELL #2
前回の続き・・・
スペシャルなホーンボタンとは、
スーパーレアなこちらです!!
ゴールドのEMPIマークが眩しいですね!
プレーンなタイプと比べると抜群の存在感です。
ちなみに60年代のEMPIのカタログにもちゃんと載っています。
EMPIでは単に、
フォーミュラステアリングという名前で販売されていたようです。
では早速取り付けていきましょう。
まずは純正ステアリングを外します。
せっかくなので比較。
純正よりも少し小径でスポーティな印象。。。
取り付け前にウインカーのキャンセルリングの位置を調整します。
この位置がずれていると、
変なタイミングでウインカーが戻っちゃいます。
で・・・サクッと交換完了!!
純正も良いですが、こっちも良いです♪
う~ん、カッコいい!!
窓越しに見るもの良い感じです♪
物欲が止まらないですね・・・(^^;)
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2017/02/02
気になる・・・(^^;) #2
”気になる”シリーズその2。。。
特に機能的には問題ないのですが、
ウインカー、ヘッドライト周りの配線を・・・
マニュアルに載ってるような仕上げにしたいとご依頼いただきました。
まずは分解・・・。
・・・なんですが、左ウインカーのナットを緩める際、
2本のボルトのうち下側の1本だけがかなり錆びて&固着していて、
運悪く折れてしまいました。(^^;)
もちろん、折れないのがベストなんですが、
気を付けていても折れるときはあっけなく折れてしまうのも事実です。。。(^^;)
それを修正後・・・
本題の配線をチェック。
う~ん、なるほど。
配線自体はUS仕様、クルマはEURO仕様ということで、
あんなことになってた様です。
つまり・・・
こんな感じです。
US仕様はウインカーの中にポジション(スモール)があるのに対し、
EURO仕様はヘッドライトにポジションがついてます。
なのでUS仕様の配線をEURO仕様のクルマにそのまま取り付けようとすると、
最初の写真のようになってしまうんですね。
もちろん、そのままでも機能的には全く問題はありません。
ただ、ハンドルを切った時にチラッと見えてしまうので、
これも、気になってしまうと、
そこばかり目に付いてしまう・・・というものの一つですね(^^;)
ということで、
一度配線のチューブを途中でカットし、
配線をまとめ直し、
新たにチューブを通して完了です。
(もちろん、そのためにはヘッドライトも外す必要があります。。。)
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