2020/09/25

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #4

 

助手席も同様に張替えて、

シートは完成です。




続いて車内の仕上げです。

ラバーマットを剥がしたフロア部分をクリーニングし・・・

こちらもかなり傷んでいたラバーマットを新品に交換します。


スッキリ!!



ここに張り替えたシートを取り付ければ完成です!





非常にクリーンになりました。

また、ヒートプレスが無いことで、
コマーシャルモデルの質素さがより強調されていますね。
これが本来の姿なんだと改めて実感しました。(^^)/












2020/09/24

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #3

 

シートを張り替える際、

生地をシワなくキレイに仕上げるのはもちろんなんですが、

その周辺も合わせて仕上げると、

完成度は更にアップすると思います。

例えばシートフレームを磨いたり、ペイントしたりするのもその一つです。


また、これは誰でもできることですが・・・


これ、今回作業している’65 タイプ2の、

シートを前後にスライドさせる際のレバーに付く、

オリジナルのノブです。


リプロも売ってますが、
オリジナルの物は材質がベークライトで、質感が・・・

・・・とか言う前に、
控えめに言ってもかなり汚いですよね。(^^;)

なので長年の手垢を洗い流し、磨きます。

すると、こうなります。


洗って磨くだけ、です。

ただそれだけで当たり前ですがクリーンですよね。
新品だと言われれば、そう思えるくらいです。

これでようやく、オリジナルのノブは良いですよね~と、言えるんじゃないかと・・・。

このノブだけではなく車全体で、内装関係では特に、同じことが言えると思います。
こう言う事も意識して、いつも作業させてもらっています。









2020/09/12

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #2

 

まずは運転席側のシートから張り替えていきます。


こちらがBefore

こうやって見るとそんなに悪くはみえないかもですが。。(^^;)



新しい生地と比べてみると違いは一目瞭然ですね。



早速生地を剥がしていきます。

生地は以前に張り替えられていましたが、
パディングはオリジナルが残されていました。
流石に55年前のパディングだと、ヘタってもしょうがないですよね。(^^;)

今回は気持ちよく全て交換していきます。


ただ、フレームのペイントに関しては、
オリジナルが比較的キレイに残っていたので、
磨きこんでフィニッシュです。



ヘタリにくい様に少し工夫をしながら新しいパディングをセットし・・・


ちょっと足りない部分を補ったりし・・・

West Coast Classic Restoration製の生地を被せていきます・・・




こんな感じでサクッと完成です。


ヒートプレスの無い、質素な感じが、
コマーシャルモデルな雰囲気を抜群に醸し出していますね!!




























2020/09/11

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #1

 

日々の業務やイベント参加等、

ほとんど毎日と言って良いくらい走り回っている、

当社の'65 TYPE2 W-Slider です。


毎日乗っているので、どうしても傷む部分も出てきちゃいます。

今回は、インテリアのリフレッシュをしていきます。

こちらが作業前の状態です。

基本的にオリジナルスタイルではあるものの、
'65のパネルバンのシートには本来ヒートプレスのラインがありません。
これはスタンダードやデラックス仕様のディテールなんですね。。。

そして、写真では分かりませんが、
座った時にパディングのヘタリを感じる様になってきました。

おまけにシート下のラバーマットが、
色褪せてきて、まるで”干し芋”みたいになってしまっています。(^^;)



・・・というわけで、今回はこのあたりを中心にリフレッシュしていきます。


まずはシートを外し、マットを剥がしてクリーニングから。。。♪













2020/09/08

SWEDISH '58 Type1 インテリア張替え #05

 

シートの張り替えも終わったので、

あとはシートを載せ、

各ウインドウガラスを取り付ければ・・・


・・・完成です!!





ステアリングを3スポークに変更しているのと、
パーセルシェルフを取り付けている以外は、
基本的にオリジナルに忠実に仕上げています。
また、スウェーデン仕様の特徴である、
シートベルトもしっかりと備わっています。

この後、オーナー様の下でどう進化していくのかとても楽しみです。(^^)/













2020/09/05

SWEDISH '58 Type1 インテリア張替え #04


 続いてはシートの張り替えです。


作業自体はいつもと同様に・・・


古いシート生地、パディングを剥がし、

フレーム、スプリングも分解。。。


古い塗装を剥離して・・・



ペイントします。



そして新しい生地、パディング等を使い張替え!
この生地ももちろん、WCCR製です。



そして出来上がったのがこちらです。


'58~'59年ONLYの、2トーン・カラーです。

また、リアシート背面のディテールは、まだOVAL時代と同様のもの。


このあたりを見ても、50年代から60年代に移り変わる様子が分かりますね。






















2020/09/04

SWEDISH '58 Type1 インテリア張替え #03

 

今回は細々した部分です。

まずはルームミラー&サンバイザー。

(ちなみにこのルームミラー&サンバイザーは、
'58-'59 ONLYとなり、非常に希少なパーツです。)


元々付いていたものは、助手席側のサンバイザーは樹脂部分が割れて無く、
またルームミラーのステー部分のメッキもかなり傷んでいる状態。
運よくコンディションの良いUSEDルームミラーと、
NOSの助手席側サンバイザーが入手できたので、
良いトコ取りしていきます。


そして出来上がったのがコチラ。


運転席側のバイザーが入手出来た時の為、
本来はピンで固定するのを、ネジ止めに変更しています。



続いては、アシストストラップ、コートフック、インナードアハンドル等。。。

このあたりはオリジナルの物がかなりコンディションが良かったので、
磨きこんでリフレッシュします。






こういったディテールが大事になってくると思います。