2018/07/31

NOS Door Handle Buffer





インナーハンドル、ウインドウクランクハンドルの根元に取り付ける、
バファ―のご紹介です。

当時物のNOSです♪



ヘッドライトスイッチ等のノブもそうですが、
オリジナルはベークライトと言う樹脂製で、
リプロダクションで使われている樹脂とは素材が違います。

・・・なので質感が違うんですね。
何個か手に持って転がしてみると、
音も違うことが分かりますよ(^^)/

NOS Door Handle Buffer (Black)      Price: ¥12,000/pair (税別)
                                                                                  (B07-06)
※2枚setの価格です



こちらで各種パーツをご紹介しております。

是非ご覧ください!!



2018/07/29

6V or 12V


こちらの2枚の写真を見て、

どういう印象を受けるでしょうか??




上の写真は、
「12V化した36hpエンジン」

下の写真は、
「オリジナルの6Vのままの36hpエンジン」

・・・という印象ではないでしょうか??


同じ車の作業前(上)と作業後(下)なんですが、

実は両方とも12V仕様。


元々上の写真の様に12V化されていた物を、
12V仕様はそのままに見た目をオリジナルの6Vに見える様に作業させて頂きました。

なんだかややこしい表現ですが、
要は、
「見た目は6V、でも機能は12V」
という仕様です。

作業にあたっては、
まずはオリジナルのダイナモ、レギュレターを用意させて頂きました。


お客様の希望としては、
レストア済みの様なピカピカにキレイなものでは無く、
車に合う、Patinaなもの・・・と言う事でした。

用意したものを磨いて・・・

なかなか良い雰囲気になりました。


これの中身を12Vのダイナモと入れ替えるとこうなります。


全く、見た目には12Vとは分かりません。


今回は同時にディストリビューターもオリジナルの物に交換したので、
より一層オリジナルの雰囲気に♪


コイルには、6V or 12V、どちらのデカールを貼るか悩みどころですね(^^)/








2018/07/12

'52 Zwitter #14



何の変哲も無いリプロのグローブボックス。


オーバルやカルマンのこのタイプのグローブボックスにありがちなんですが、
純正のよりも開口が少~し小さかったりします。。。(^^;)

取り付けるとこんな風に。


上の写真ではまだちゃんと固定していないので、
少し大げさに隙間が空いてますが、要はこんな感じです。

今回はグローブボックス外側をツルッとペイントし、
内側に生地を貼って仕上げる予定です。

せっかくそこまで手を入れるのに、
隙間が空いていては残念過ぎる。。。(^^;)

そこをお客様も気にされていたので、

少し広げて、ピタッと取り付けできる様にしました。


その後、表面の凹凸をある程度均してからパテを入れ、


キレイに研いでツルッとペイント!!


そして生地を貼っていきます。。。


完成し、取り付けたのがこちら♪





隙間なくピシッと取り付けできました。
そして表からも裏からも、プラスチック感は皆無です♪







2018/07/08

純正ジャッキのレストア #3




今回は’57 Karmann Ghiaのお客様からご依頼頂きました。

ベースはこんな状態です。


これを分解し・・・


それぞれ、ペイントやメッキで仕上げます。

以前にも書きましたが、

オリジナルの仕上げでは、
シルバーの部分は何も処理されていない鉄の状態っぽいのですが、
それだとオイル等を塗っておかないとやはり錆びやすいので、
こういったメッキ仕上げをオススメしてます♪
(自分のはメッキしなかったんですが、やり直したいです。。。(^^;))


そして組み立てるとこんな風に仕上がります!!



高年式のブラックxシルバーな渋い感じも良いですが、
ちょっとブルーが入るのも良い雰囲気です。




是非、フロントフードの中で輝いて欲しいですね(^^)/








2018/07/06

'52 Zwitter #13


カーペットの貼替えです。

色は、主にスプリット~オーバル時代によく使われていた、
"Honey Brown"という色。


安価なカーペットにはこの色の設定はありませんが、
West Coast Classic Restorationのジャーマンカーペットには、
ちゃんとラインナップされています。

これをボンドで貼っていくわけですが、
こちらもヘッドライナー同様貼る順番があるので、
その通りに貼っていきます。

各部にカーペットネイルと呼ばれる釘を打ちながら。。。



先日ご紹介したスピーカーはこんな風に取り付け完了です♪



平面は真っすぐに・・・
曲面はそれに沿ってシワなく滑らかに。。。


簡単な様で意外に難しい作業です。
「ボンドで貼るだけでしょ?」・・・と、簡単に考えている人ほど、
仕上がりは雑な傾向にあると思います。


ZARのタグ。


'52-'53ONLYの純正ヒーターノブ。


GENE BERG シフター。



ここまで来ると完成も間近ですね(^^)/

どんどん進めていきたいと思います。









2018/07/01

Headlining Tool



先日、Vent Window Toolをご紹介しましたが、
ヘッドライナーを張り替える際の専用工具も存在しました。

それがこちら。
(これはリプロダクションですが。。。)



こんな風に使います。



・・・以上です。