2016/02/29

'68 T-1 Lotus White #03



シート、完成しました♪


















前回からどこが変わったの??
と言われそうですが、色々と作業しました。(^^;)


まず、元の生地を剥がし、パディングの状態を確認。

















オリジナルのヘアシートパッドではなく、スポンジが使われていました。
「座り心地が柔らかい・・・」と言われていた原因ですね。




全部はがしました。

















部分的にフレームの補修をして、
グレイブラックでペイント。



































オリジナル同様のパディングを使い、張り替えていきます。



















で、初めの写真の様に完成です♪





































こうやって見ると、
作業自体は何か特別なことをしてるワケじゃなく、
ホントに至って普通の作業をしてます。。


一つの作業をする際、
使う部品、材料、作業方法など・・・色々な選択肢がありますが、
それをいかに選択していくか・・・が、大事ですね(^^)/



これで一通り完成しましたので、
また写真を撮ってギャラリーに載せたいと思ってます♪

























2016/02/28

LET'S PLAY VWs vol.49


いつもにも増して濃い内容の今号(^^)/



















色々と魅力的な記事がいっぱいですが・・・


個人的に気になるのが・・・


Hebmullerや・・・

DENZEL・・・


D&S・・・



















などのコーチビルド・モデル。。。
まぁ現実的に普通に買える金額ではありませんが、
この、滲み出てくるような”スペシャル感”がたまりません。(^^;)

カルマンもその一種ということになるのかな?



















あとは、プロトタイプモデル。。。

















こちらはコーチビルドとはまた違った”スペシャル感”がありますね♪


これはこれでいい・・・(^^;)


・・・これから熟読します!!










2016/02/21

'68 T-1 Lotus White #02




先日取り外したパーツをペイントしました。

















元のブラックのペイントを剥離し、
サフェーサー→グレイブラックという工程です。

ブラックに近い色なんですが、よく見るとちゃんとグレーなんです。
奥のイグニッションコイルがブラックなので見比べてもらうと分かりやすいかと思います。

















今回ペイントしたこういったパーツは、
ディテール的に意外と軽視されがちな気がします。
実際、年式・モデル別に様々な色が設定されてますが、
敢えて違う色にしてる場合を除き、ちゃんとそうなってるクルマはあまり無いのでは?と。。。

ボディカラーもそうですが、
この辺がキッチリしてると、より”その年代っぽさ”が出るんじゃないかと思っています。



ペイントしたパーツを元通りに組み付け・・・


















シフターにはレストアしたKAMAXボルトを使ってみたり・・・


















元々カーペット敷きだったセンタートンネルとフロアに、
グレーのラバーマットを敷き・・・(シフターのボルトが見えなくなっちゃいました(^^;))


















ココマットを敷いたらひとまず完成です。

















”普通にキレイなオリジナル仕上げの内装”
・・・というイメージかもしれませんが、
右ハンドルの場合それがなかなか難しいですね(^^)/




さて次はフロント・シート。


















・・・このまま取り付けできるくらいキレイですが、これをどうするか??

またご紹介いたします。



























2016/02/19

NOS Boxed Albert Mirror





箱入りNOSのアルバートミラー、

しかもフード付きです♪


















お客様からのオーダーでご用意させていただきました。

箱もキレイですが、
中身もさすがNOS!!なグッド・コンディション♪



















なぜこのミラーだけをご用意したかというと・・・

USEDのミラーをお持ちのお客様から、
ミラー面やクロームなどのレストアのご依頼があり・・・

それに掛かる費用を考えると、
こういうのを買った方がコストパフォーマンス高いんじゃないかということで、
提案させていただきました。(^^)/


写真手前のものが、持ち込みいただいたミラーです。。。
これのアームを使い、今回入手したミラーと組み合わせます。



















まずはミラーを分解します。
鏡はもちろんですが、白いプラスチックも割れない様に慎重に。。。


















で、組み合わせて完成♪




















う~ん、ゴージャス!!(^^)/







2016/02/15

'68 T-1 Lotus White #01



”名古屋5”のシングルナンバーを持つ'68 T-1。

















以前にシャーシからキッチリとレストアされたクルマです。




今回、内装を中心に細かいディテールアップのご依頼を頂きお預かりいたしました♪

まずは作業前。。。

非常にクリーンに仕上げられたインテリア。(当社のココマットも使っていただいてます(^^))

















ですが、この年式のオリジナルのディテールと比べると少し違う部分があるのも事実。
これをよりオリジナルに近づけるために作業していきます!!

ということで、まずはバラバラに・・・。

















で、室内の色々なパーツを外し・・・

















これらを純正色のグレイブラックでペイントします。

そう、ブラックじゃなく、グレイブラックというのがポイントですね♪



・・・ということで、また作業が進めばご紹介したいと思います!










2016/02/10

FUCHSのペイント




今までに何本やったか分からないくらいやってる、

FUCHSのペイント。


今回、
FLAT4さん製のリプロダクションのペイントを、
ご依頼いただきましたのでご紹介いたします!

今回は4.5Jと5.5Jのポリッシュタイプです。
個人的に、この組み合わせがしっくり来るな~というのもあり、
オススメさせていただきました♪


















まずはマスキング。。。
このマスキングが一番大事ですね♪
ラインテープを使い、キッチリやっていきます。

















足付け後、
プライマーペイント→サフェーサーペイント。

















これをまた研いで下地を仕上げ、
ブラックをペイントし、
最後に磨いて完成です♪


















・・・けっこう、手間をかけてやってますが、
手間をかけることで、
仕上がりも違いますし、その後の"持ち"も違ってきます。

これに、ポルシェ純正センターキャップを取り付け、
クロームのラグナットで取り付けると・・・

















・・・もう、文句無し!?




あと、センターキャップ・エンブレムのペイントをお好みで・・・♪




























2016/02/06

'59 Karmann Ghia Convertible #5




段々と作業が終わりに近づいてきました。。。



今回は、サンバイザーのレストアのご紹介です。


角テール・カルマンのサンバイザーは年式により3種類あります。

'56-'57が同年代のOVALと同じようなアクリル製。

















'58-'59前半が通称、”ワッフル”タイプと呼ばれる、
文字通りワッフルのようなパターンのあるプラスチック製。



















そして、'59年モデル後半のタイプが、
今回ご紹介するビニールのタイプとなります。。。

'59年後半は他にも色々と変更点があるようです。。。



まず、作業前の状態。

















一度、張替えられているようですが、
幸いにもベースはオリジナルのままの様でした。

ちなみに、オリジナルはこんな生地です。


















まずは古い生地を剥がし・・・

















中の芯を取り出し・・・

















芯のボードがヘロヘロ&割れていたので作り直し、ついでに鉄のフレームは防錆ペイント・・・

















そして新しいスポンジと生地を使い、張り替えたら完成です!




































以前に作業していたルームミラーと組み合わせ。。。



















作業前と見比べると、その差は一目瞭然ですね!!


Before

















After