2015/08/19
FUCHS !!
こちらもfacebook, Instagramでご紹介していた、
ポルシェ・Fuchs。。。
今回は、お客様の希望で、
5.5x15, 4.5x15という贅沢な組み合わせ♪
USEDのものを用意させていただき、
フルポリッシュからのブラックペイントで仕上げさせていただきました。
こちらは5.5J。
ポリッシュ後、ペイントの為のマスキングをしたところ。。。
塗り分けのラインはオリジナルを元に少しアレンジしています。
こちらは4.5J。
4.5Jのみの特徴的な塗り分けのラインを再現しています。
プライマーをペイント後・・・
サフェーサーをペイント。
・・・そしてブラックをペイントすれば完成です!!
5.5J。
4.5J。
塗り分けのラインもキッチリと♪
今回の様なオリジナルのフックスはもちろん、
リプロダクションのものでも、
丁寧な作業(ポリッシュ、ペイント共に)をすることによって、
見違えて見えますよ♪
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2015/08/16
Barn Door Seat Frame & Spring
facebookやInstagramでも少しご紹介しましたが、
タイプ2、バーンドアのシートフレーム等のレストアをご依頼いただきました♪
本当は、というか元々はシート張替のみのご依頼だったんですが、
元の生地を剥がしてみると、
思いのほかサビがひどい。。。
せっかく張り替えるのにそのままじゃちょっと・・・ということで今回の作業です♪
まずは生地を剥がした状態。。
まぁ中々ここまでサビてるのは見ませんね。。。(^^;) ・・・というくらい、サビてます。
流石にこのままではまずいですし、内装屋さんもヤル気が出ないですよね。
ということで、
まずはフレーム、スプリングをバラし、
それぞれサンドブラストでサビを除去。
その後フレームはグロス・ブラックでペイント、
スプリングはクロメート・メッキで処理します。
元々、スプリングはこういった表面処理はされていませんが、
今回はもう2度と錆びないようにと、この方法で仕上げさせていただきました。
ちなみに、バーンドアのミドルシートは通称、"Six Leg"(6本脚) と呼ばれ、
その名の通り脚が6本あるのが特徴ですね。
そして、ミドルシートだけじゃなく、
フロント、リアシート、そしてスプリングにも以降の年式のものとの違いがあります。。。
そのせいで巷ではビックリするような金額で取引されています。。。
ホールドダウン部のマイナスネジは黒いメッキで処理。。。
スプリングのメッキはこんな感じです。。。
オリジナルのタグはもう何が書いてあるのか読めませんが、メッキ処理後にもとの場所へ戻しておきました♪
スプリングを全て組み込んで、あとは張り替えるだけ!!(^^)/
あと、取り付け用のハードウェアも、
お客様の希望通り、メッキ処理。
(黒いのもメッキです。 )
ここまで出来たら準備は完璧といってもいいですよね♪
あとは内装屋さんにがんばってもらいましょう!!
また完成したらご紹介いたします!!
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2015/08/14
6V Dual Horn Restration
また久々に、自分ネタ・・・♪
以前、イベントで見つけて買っておいた角テール用のオリジナル・ホーン。。。
試してみたら音が鳴らなかったので、
修理&見た目的にもリフレッシュしようと準備してました。。。
元々はこんな感じ。(既にバラしちゃってますが・・・)
フロントのカバー、ブラケットをペイントし、
ホーンの中身をちょこっと調整してちゃんと鳴るように♪
細かいですが、マイナスネジ、ナットは亜鉛メッキ。
で、組んで完成です。
何でカルマンは2個あるのかというと、
実は音色が違うんですね。
で、2個同時に鳴らすことでハモッて聞こえるというわけです。
なので、セットで売りに出ているとかでないと、
なかなか2つ揃えるのは難しいかと思います。
ちなみに角テール時代の物は配線がネジ留めタイプです♪
機能的にもキッチリ鳴るようになって、そして見た目もキレイになって、
ホントに満足なんですが、
一つ残念なのは、
クルマに取り付けてしまうと、
全くと言っていいほど見えなくなってしまうことですね。。。(^^;)(笑)
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'56 Lowlight
2015/08/13
US ROYAL 560-15 1in White Wall
'66 T-1にお乗りのお客様から、
ホイールのペイント&タイヤ交換のオーダーをいただきました。
今回、ホイールはエクスチェンジでのオーダーです。
つまり、当社在庫のホイールをリペイントしタイヤを組み込み、
準備が整った時点でお客様にご来店いただき、
タイヤ、ホイールASSYで交換させていただく、という段取りです。
クルマをお預かりしなくてもいいので気軽にできますね♪
まずはこちらでご用意したホイール。
'66、'67ホイールと、一括りにされがちですが、リムの形状など、微妙に違いがあります。
用意したホイールをサンドブラスト処理。
これで塗装やサビなどが全て剥がれ、ペイントの下地としては最高の状態です。
そしてペイント。
今回は年式・ボディカラーに合わせ、
裏面はブラック、表はブラックxパールホワイトです。
ちなみにロクナナだと、センターはブラックではなく、グレイブラックになります。
細かい違いですが・・・(^^;)
交換当日♪
まずは交換前。
特にめちゃくちゃ傷んでいて、
すぐにでも交換の必要があったホイール&タイヤというわけではないんですが・・・。
交換後。
一気に優等生な雰囲気ですね!!
全く別のクルマに見えてしまうくらい、表情が変わります!!
タイヤはタイトルのように、US ROYAL 。
個人的にこのあたりの年代のダブルバンパーのビートルにはベストマッチかなと思います。
今回のお客様にも強くオススメさせていただきました。(笑)
スペアタイヤも♪♪
もちろん、ヴィンテージバルブキャップです。
こういった作業、本当に何度もやっていますが、
いつも、足元でこんなにもイメージが変わるのかと、
何度やってもホントにいつも思います。(^^)/
今回も改めてそれを感じました。
本来の、オリジナルの姿に戻っただだけ、と言ってしまえばそれだけなんですが。。。(^^;)
それだけオリジナルの姿は魅力があり、そうなっていないクルマ(カスタムという意味でなく)が多いということでもありますよね。。。
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2015/08/10
Genuine Hub Cap
ドイツのフォルクスワーゲン・クラシックパーツセンターにて、
現在も販売されている、純正ハブキャップ。
以前はクロームメッキとベアメタル(鉄生地)の2種類がラインナップされていましたが、
現在では写真のベアメタルのみ。。。
ビートルなどほとんどの場合はクロームだと思います。
以前から当時モノの純正ハブキャップも少なくなってきた&値上がりしてきた印象ですし、
社外品では満足できない。。。
・・・ということで、
今回、純正のベアメタルのものをドイツから取り寄せ、
国内でトリプルクロームをして仕上げてみました♪
表面は銅・ニッケル・クロームの3層の、いわゆるトリプルクローム。
通常のクロームメッキだと、ニッケル・クロームの2層なんですが、
下地に銅を入れることによって、サビにくくなるのはもちろん、
その銅を磨くことによって表面がより滑らかになり、仕上がりがキレイになります。
ペイントで言うサフェーサーみたいなものですね♪
その仕上がりは周りの景色の映り込みを見て頂ければ分かると思います。
そして裏面はプライマーペイント仕上げ。
現在、手に入るものの中では最高のクオリティなんじゃないかと自負しております。
☆Chromed VW Genuine Hub Caps SOLD!!
(T-1 -'65, T-2 -'70, K.Ghia -'65 )
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PARTS
2015/08/09
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