2015/08/03

'67 T-2 "Patina" Crew Cab #06




facebookでもお伝えした、

クルーキャブのベッドの作業。


元々はオリジナルのウッドが残っていましたが、もうすでにボロボロ。。。

















ということで、新しいウッドを用意いたしました。


今回は海外から取り寄せましたが、
反りも少なくかなりしっかりした材質の木(アッシュ)です。

ただ、取り付けの為の穴は開いていないので、自分で開けなければいけません。。。
それと何も処理されていないので、
そのままで取り付けるもよし、ニス等を塗ってもよし、という感じです。




















古いウッドを取り外し、

オリジナルペイントのベッドを磨きこみ、

新しいウッドに穴を開け、

防腐のために塗装し・・・、


















この、段付きの穴を開けるのが意外と手間ですね。。。

あと塗装はツヤが出ないように、あえてツヤ消しの物を選んでいます。

取り付け。

















写真のようにブラインドリベットを使って、というのがオリジナルの取り付け方。
ちなみにオリジナルではウッドは塗装されていないようですね。。。


そして・・・

















写真を見て頂くと分かると思いますが、穴が一直線じゃないですよね。

これは僕が失敗したんじゃなく、
元々のベッドに開いている穴を再利用したためなんです。
実測で場所により数ミリから10ミリほどはズレていました。
当時は意外と適当だったのが分かりますね。(笑)


なので、一本一本、開いてる穴に合わせサイズを測り、穴を開け・・・という作業になります。
ボディに余計な穴を開けないためにはこうするしかないですよね。。

もちろん作業のクオリティ、という意味では、
ボディのズレている穴を埋め、一直線に開け直し・・・となると思いますが。








で、完成♪

パティナなボディにも合う、それでいてクリーンな仕上がりになっていると思います。





















・・・次は整備です。