2019/09/30

Karmann Ghia Lowlight Rubber Mat



昨年の春ごろだったと思うのですが、
ご自身のLowlightの為に個人的にラバーマットをリプロダクトした海外の方から、
オーダーを受けて製作するよ・・・というニュースが飛び込んできました。



ビートルでもセンタートンネルや足元等、一部ラバーマットは使われていましたが、
角テールはリアシート周辺以外の前半分が全てラバーマットで覆われていました。

こちらがオリジナルのラバーマットが残る車両です。


特徴的なのが、フロントファイヤーウォール部分のマットです。
ビートルだと3分割になる部分が一枚の大きなマットで覆われます。

こんな感じですね。(1の部分です。)



この角テール用のラバーマット、
オリジナルのものは経年で硬化して、一度剥がすと割れてしまったりするので、
再利用できないことも多いのですが、
今までリプロダクションはなく、カーペットで代用するしかありませんでした。

カーペットでももちろん良い雰囲気には仕上がるのですが、
それがオリジナルのディテールかどうかというと、
やはりそうでは無いのが事実。。。


・・・というわけで昨年夏ごろ、
自分用に8ピースのコンプリートセットを1SETオーダーしました。

個人が、一枚ずつ製作していることもあり、
自分も特に急いで欲しかった訳ではないので、
そのまま月日は流れ・・・

1年が経とうとしたある日、ようやくマットが届きました!!


かなりキッチリと梱包されているので、
未だに全部は広げていませんが、なかなか良い出来です。
細かい部分も良く出来ています。


これなら日本のお客様にも勧められるなーと思っていたら、

なんと、

今年の10月15日まででオーダー受付を終了するという悲しいお知らせがありました。。。

現時点でも30SET以上のオーダーが溜まっているらしく、
それを個人で作り続けるのはかなりの負担になるだろうということは、
容易に想像できますね。(^^;)

この機会を逃すと、もう入手できないかもしれません。。
ただ、オーダーしても今回の様に1年くらい待つ必要があるかもしれません(^^;)

それでも良い、それでも欲しい・・・という方がもしいらっしゃいましたら、
価格詳細等、是非お問い合わせください。


(実際の装着画像です。)

















'58 T-1 RAGTOP #03



続いて、ヘッドライナーを張り替えていきます。

今回使用するのはもちろん、
West Coast Classic Restoration製の生地。

もうこれは世界のスタンダードといっても良いかもしれませんね。




早速・・・



順番に・・・



張り替えて・・・



いきます・・・



完成です!!



こう書くと簡単な様ですが、
実際は細かな調整やキレイに貼るための工夫が随所に必要になってきます。

例えば、この写真一枚にも・・・

キレイに貼るための工夫が隠されていたり(^^)/


特にラグトップは複雑なので、かなり手間が掛かっちゃいますね。。。







2019/09/26

'58 T-1 RAGTOP #02


今回は、
ヘッドライナー、カーペット、ドアパネル、シート・・・と、
インテリア全ての張り替えをご依頼いただいてますので、
一度、内装全てを剥がしちゃいます。






・・・ご覧の通り、かなりコンディションは良いです。
というか、めちゃくちゃ良い状態です。

フロアこそ少しサビはありますが、
他はほぼサビ無し!!
素晴らしいですね。


フロアのみ防錆ペイントをして・・・



まずはリアの遮音シートから貼っていきます。















2019/09/20

'58 T-1 RAGTOP #01



'58 Type1のインテリア張替をご依頼いただきましたので、
ご紹介させていただきます(^^)/

オリジナルペイントがフェードした、
"Patina"なカッコいい車です。



インテリアもオリジナルですが、
かなり傷んでいますね。。。



これをパリッとオリジナルスタイルで張り替えさせていただきます。
どんな感じに仕上がるか、ご期待ください♪♪