2022/07/11

'73 "OG Paint" BUG #05

 

これまでの'73 BUGの投稿はこちらから!


フロアの補修に取り掛かりました。


まず用意したのはこちら。


奥のグレーのパネルがバッテリートレーの部分です。
これはドイツのメーカーの物で、
鉄板の厚み、プレスの具合などかなりオリジナルに近い、
ハイクオリティなものです。
'73年以降のフロアパネルは国内ではちゃんとしたものはあまり流通していませんが、
やはりあるところにはあるんです。

そして黒い方のパネルは国内ではお馴染みのものです。
鉄板の厚みはオリジナルと比べ微妙に薄く、
プレスも甘いです。
今回は部分的なパッチで使うつもりで用意しました。

早速サビてる部分をカットしていきます。



そしてココにピッタリ合う様にカットした新しいパネルを溶接します。


バッテリートレーよりも前の部分は、
部分的な補修で済まそうと思ってたんですが、
よ~~く見ると思ったよりも状態が悪い。。。

そこで・・・

もう一度パネルを取り直しました(^^;)
こんなことなら最初からこのサイズを取ればよかったですね。

・・・気を取り直して作業を進めていきます。



バッテリーを固定するためのブラケットと、
ヒーターワイヤーが通るチューブも
元通りに再現して・・・


ひとまずフロアの補修は完了です。

続いてせっかくなので、フロア全面を塗装していきたいと思います~。







2022/07/04

AUTOBAHN《R》560R15 3" White Wall #3


・・・タイヤを組みました。



いかにも'50sなホイールの塗分けと、
3インチという幅広なホワイトウォールが良く似合います。
(ハブキャップのVWロゴはこの後お客様ご自身でペイントされるそうです!)



スウェーデン仕様にブラックウォールが似合うのはもちろんですが、
ホワイトウォールもなかなか良い雰囲気です。


仕向地によって仕様は大体決まっていますが、
絶対にそうじゃないとダメ、と言う事も無いので、
好みで選んでみるのもアリですよね。



また、今回はフォグライトの取り付けも同時に行いましたので、
更に良い雰囲気に♪



ご依頼ありがとうございました。





 

2022/07/03

AUTOBAHN《R》560R15 3" White Wall #2

 

表面のみサンドブラストしたホイールに、
サフェーサーをペイントします。
色が似てるので、写真だと分かりづらいですね。。。



その後、一旦ブラックでペイント。

そして、センターの L82 Silver White。

この時に、ホイールボルトの周辺部分等は
少しブラックが透ける感じでペイントすると、
オリジナルペイントっぽさが出ます。
この為に最初にブラックをペイントしたんですね。


そして最後に、リムをL227 Strato Silverでペイント。


完成です!


少しヤレたオリジナルペイントな雰囲気を出す為、
塗り肌があまり出ない様にしつつ、ツヤを少し落としています。



裏面、側面は徹底的にクリーニングし、
サビが見られたところはサビを落としタッチアップしてフィニッシュ。


次はいよいよタイヤ装着です~。