2014/07/27

WESTFALIA ESSEN #1





現在、ショップにてウェストファリアのESSEN(エッセン)をレストア中です。
(写真はレストア前)




















キャンパーで有名なウェストファリア社が当時製造していたトレーラーの内の一つで、
たぶん一番小さな種類になるんじゃないかと思います。

形もシンプルで、スチールのフレームに木の板を貼り、
タイヤが2個付いてるだけ・・・と言ってしまえばそれだけです。(笑)
それだけなのに・・・
いや、それだけだからなのか、
ゆる~い雰囲気がありすごく魅力があるんですよね。。。


作業はとりあえずバラバラにするところからスタート♪
全ての作業の基本ですね。
そして各パーツごとにいろいろと下準備をしていきます。

構造はシンプルとは言え、それなりのパーツ数ありますし、
今回のトレーラーは70年代製なのでやはりそれなりの傷みがあり、
全てがすんなり・・・とはいきません。。


まずペイント仕上げするパーツ。
各フレーム、フェンダー、ホイールなどですね。
こちらは全てサンドブラストでペイントを剥離後、
クルマのボディと同じようにペイントします。

before


















after

















ちなみに色はオリジナルペイントで色合わせしているのでバッチリだと思います。



そしてボルトなどのメッキパーツ。

こちらはサビを落として磨いた後亜鉛メッキで仕上げます。
フレームみたいなパーツはサイドに付くスイングアームです。
これもメッキ仕上げです。

before



















after



















ちなみにワーゲンでもお馴染みのボルトが使用されてますね!




















あと欠品していたり傷んでいるパーツは、
ワーゲンみたいに新品が手に入るので、
それを手配しました。



















そして最後に、
傷んでいたと言えば、木のパネルです。

これはやはり木なのでけっこうな傷みがあり、
全て交換することに。

ただサイドのパネルが厚さ7mmで、
規格では無いサイズなので段取りに苦労しましたが、なんとか手配できました。




















・・・これで一通りパーツ等の準備ができたので、
  次は組み立てをご紹介したいと思います!!












2014/07/25

NOS '58-'62 Ghia Glass Turn Signal Lenses





'59 K. Ghiaのオーナーさんから、
オリジナルのウインカーレンズのオーダーがあり、
お取り寄せさせていただきました♪

使用されていた年式が限られているのと、
元々の生産台数がビートルに比べ少ないこともあり、
低年式カルマン(特に角テール)のオリジナルパーツはかなり入手しにくいです。。
同年代の、例えばオーバルなどに比べても状況は全く違うと思います。

そんな中、運よく入手できたのがコチラ♪

















この年式はプラスチックではなくガラス製です。
~'57までのタイプはオーバルなどと共通でプラスチック製なんですが。。。
ヒビや目立つキズなども無く、かなりのグッド・コンディションでした♪


そしてHELLA等の文字が見えますが、
これも数種類あるようです。

・・・パーツもまだまだ奥が深いですね。。。





2014/07/24

ポルシェ・ブレーキ



ポルシェのブレーキをワーゲンに装着・・・


言葉で言うとそれだけですが、
どうやって取り付けるかは、
作業する人によってバラバラです。
カスタムなので答えは無いとは思いますが、
何故、それを付けたいか、を考えれば、
作業の方向性は決まってきそうですね。


例えばキャリパー。。。

before

















今回の作業のために用意したものですが、最新のものを使うわけではないので、
当然、USEDです。
汚れてたり色が剥げてたりキズがついてたり。。。

このまま取り付けても、”ポルシェのブレーキを付けた”ことには間違いないのですが、
正直なところ、それだと付ける意味がないといっても過言ではないと思います。
性能だけを求めて取り付けるなら別ですが。。。



after

















・・・ということで、
こんな感じにリペイントして装着させていただきました!!
使用時は熱を持つ部分なので慎重に作業させていただきました。
ローターやキャリパーのブラケットは新品なのでそれと比べても遜色無いように♪


他の作業でもそうですが、
新品のパーツと中古のパーツを同時に使う場合、
その見た目のバランスを考えての作業、というのが大事になってきますね!!


















2014/07/21

Excelsior 500/525-16 Black wall




スプリットの16インチホイール用のタイヤと言えば、
ファイアストンが一般的でしたが、
今日はエクセルシオールというブランドのご紹介です♪

今回は、スプリットと言えば!!の、
田氏に入れていただきました♪



















ファイアストンに比べ、サイドウォールのリブが際立っていて、
引き締まる印象ですね。
15インチもあるので、僕もそのうち入れてみたいなと思っています。


・・・クルマとのマッチングも良い雰囲気ですね。


















今回のタイヤ交換に合わせ、
ホイールをポルシェ356のものに交換。
ラリースタイルを意識してハブキャップは装着していません。
以前から装着している356のドラムもきっちりアピールできるところがニクイですね。

田氏はこれからラリーっぽい味付けをいろいろされるそうで、
今後のイベントで見られるのが楽しみですね!!












2014/07/19

WESTFALIA Drive Away Tent for Bay Window Bus !!




昨日に引き続きパーツのご紹介です♪
(昨日のライセンスフレームはSOLDとなりました。
ありがとうございました!!)


以前にもご紹介しましたが、

またまたコンディションの良い物が入荷しました!!



















今回も、前回のモノ同様にレイトバス・ウェストファリア用の純正テントです。

生地の破れや目立つヨゴレ等も無く、
ポールも揃っていて前回のモノ同様抜群のコンディションだと思います。


前回は春に向けて・・・と書きましたが、

         ・・・夏に向けて是非!!!:-)



☆ WESTFALIA Drive Away Tent for Bay Window Bus(good used)
                                     
                                ¥140,000(税込み151,200円)Thanks Sold!!































































2014/07/18

ライセンスプレート・フレーム























こういうの、必要な方もいるんじゃないでしょうか??

たとえば、SPEEDWELLのスプリントKITを装着してるクルマとか・・・(笑)



1ペアのみ在庫あります!!

☆ License Plate Frame (US size)                    Thanks Sold !!
          
















2014/07/11

各種マイナスネジ


自社作業用の各種マイナスネジ。。。

お試しで今まで在庫してなかった種類の物を少量ずつ入手してみました。



















使いたい時にすぐ手元に有るのと無いのとでは違いますよね!!



















バスのドアパネルの取り付けなどで、
1本だけ下穴が大きいからかプラスネジに替えられていたり・・・
長いネジが無かったのかプラスネジに替えられていたり・・・




















オリジナルのマイナスネジがナメちゃったのか、
無くしちゃったのか、プラスネジに替えられていたり・・・


・・・そういうときにもどかしい思いをしなくてすみますね!!














2014/07/08

今週のお取り寄せ♪



「こういうの探してるんだけどあるかなぁ~??」

と、お問い合わせがあり、取り寄せさせていただきました♪



















タイプ1用のコートフック、
モトメーターのゲージホルダー、
SGプロフィールのブランクキーです。


コートフックはクロームメッキ仕上げで、
上部に溝が彫ってあるのが特徴ですね。
溝が有ると無いとでは雰囲気が違いますね。

そして真ん中のネジ穴。
一度取り付けると2度と外せない(ネジ穴が見えてしまうので)男前仕様です。(笑)
ちなみにヘッドライナーに引っ掛けるように取り付けるタイプで、
スプリットやオーバルから60年代前半まで幅広く対応できます♪


モトメーターのゲージホルダーは人気のパーツですね。
52ミリのメーターを取り付け出来ます。
クローム仕上げなのでインテリアのアクセントにも良い雰囲気です。


キーはSGプロフィールと言ってオーバルあたりの年代に使用されてます。
頭の部分のデザインが特徴的ですね。


今回取り寄せたのは全てリプロダクションですが、
こういった消耗品ではない、こだわりのパーツの
ハイクオリティなリプロダクションが手に入るというのは
本当に素晴らしいですね!!









2014/07/06

穴埋め




クルマに穴を開けるときは一瞬ですが、
穴を埋めるのにはけっこうな手間がかかります。。。



















写真はあるビートルのヘッドライトのパーツ。

US仕様のヘッドライトには矢印の部分にバルブを取り付ける為穴が開いているのに対し、
ヨーロッパ仕様のヘッドライトには通常穴は開いていません。


写真の物はヨーロッパ仕様の物で、
なぜか後付けでバルブが取り付けられていたため大きな穴が開いていました。
それを元に戻そうという作業です。

そして上の写真は既に鉄板を当てたところ♪
ボディよりも鉄板が薄いので、
歪みにくいようハンダで作業しました。

そしてこの後、段差が無くなるよう研いで、最後にペイントすればようやく元通りです♪



















・・・クルマに穴を開ける前にはよ~く考えましょう!!(笑)





























2014/07/03

Fat Base Mirror Arms





1955~57年用のバスのミラーアーム!!



















その後の年式のミラーアームと何が違うかというと・・・

















上の写真のモノは58年以降~のタイプですが、
ベースの部分の形に注目してください。


















57までのタイプはそれ以降のものとくらべ分厚いのが特徴です♪
そのため、ファットベースと呼ばれていますね。

後の年式のものに交換されている場合も多いので、
拘りたいディテールですね!!


写真の55~56用の、1セットのみの販売となりますが、
曲げの角度を変えることで56~57にも対応できますのでご相談ください♪



☆ Fat Base Mirror Arms for 55-56 Type2          ¥12,800/(税込¥13,824