現在、ショップにてウェストファリアのESSEN(エッセン)をレストア中です。
(写真はレストア前)
キャンパーで有名なウェストファリア社が当時製造していたトレーラーの内の一つで、
たぶん一番小さな種類になるんじゃないかと思います。
形もシンプルで、スチールのフレームに木の板を貼り、
タイヤが2個付いてるだけ・・・と言ってしまえばそれだけです。(笑)
それだけなのに・・・
いや、それだけだからなのか、
ゆる~い雰囲気がありすごく魅力があるんですよね。。。
作業はとりあえずバラバラにするところからスタート♪
全ての作業の基本ですね。
そして各パーツごとにいろいろと下準備をしていきます。
構造はシンプルとは言え、それなりのパーツ数ありますし、
今回のトレーラーは70年代製なのでやはりそれなりの傷みがあり、
全てがすんなり・・・とはいきません。。
まずペイント仕上げするパーツ。
各フレーム、フェンダー、ホイールなどですね。
こちらは全てサンドブラストでペイントを剥離後、
クルマのボディと同じようにペイントします。
before
after
ちなみに色はオリジナルペイントで色合わせしているのでバッチリだと思います。
そしてボルトなどのメッキパーツ。
こちらはサビを落として磨いた後亜鉛メッキで仕上げます。
フレームみたいなパーツはサイドに付くスイングアームです。
これもメッキ仕上げです。
before
after
ちなみにワーゲンでもお馴染みのボルトが使用されてますね!
あと欠品していたり傷んでいるパーツは、
ワーゲンみたいに新品が手に入るので、
それを手配しました。
そして最後に、
傷んでいたと言えば、木のパネルです。
これはやはり木なのでけっこうな傷みがあり、
全て交換することに。
ただサイドのパネルが厚さ7mmで、
規格では無いサイズなので段取りに苦労しましたが、なんとか手配できました。
・・・これで一通りパーツ等の準備ができたので、
次は組み立てをご紹介したいと思います!!