2022/05/24

'73 "OG Paint" BUG #04

 


忘れたころにやってくる'73 Bugの作業です。

前回までの進捗はこちらをご覧ください。


とりあえず、一通り磨き終わりました。

届いた時と比べるとかなりキレイになりました。

まだまだキレイになりそうなんですが、
時間ばかりかかってしまうので、
とりあえずこの辺で次に進みます。



できるだけ、オリジナルを残そうとは思いますが、
例えばこのバンパーブラケットの様に、

サビちゃってるとどうしようも無いので、
これは錆を落としてペイントします。

こんな感じで、全体のバランスを見ながら作業していきました。

ボディがとりあえずできたので次は内装・・・

・・・に、取り掛かりたいところですが、
その前にフロアの補修です。



眠っていた30年以上の間にバッテリー液が漏れ、
バッテリーフロアがかなりのダメージを受けています。


・・・というか、最近なかなか見ないレベルの大穴(^^;)
他にも雨漏りでところどころやられているので、
そのあたりも補修しつつ、
フロア全体をペイントする事にします。




















2022/05/23

ベントウインドウのリビルト

 

ベントウインドウ、

通称"三角窓"のリビルトのご依頼です。


今回お預かりしたのはこちらのもの。


アーリーバスのもので、
Wolfsburgwestから出ているリプロダクションです。
かなり良く出来ていて、問題なく取り付けできます。

ただ、色が白一色しかラインナップされてないので、
それぞれのボディカラーと合わないんです。

今回はこれをL289ブルーホワイトでペイントし、組みなおします。

まずは分解。


フレームをペイントしていきますが、
元々、パウダーコートされているので、
一度剥がします。
パウダーコートは普通の塗装と比べ塗膜が厚いので、
そのまま上に塗っちゃうとかなり厚ぼったくなってしまいます。

そして、サフェーサー、ブルーホワイトと、ペイントしていきます。


写真で見ると、普通の白っぽい感じですが、
実際に見るとその名の通り、青みがかった白です。

ペイントが終われば組付けていきます。

まずはロックをリベットで取り付け。

そして純正と同じ厚さ2mmのゴムを使い、ガラスとフレームを組んでいきます。
自分の腕力だとこれくらいが限界(^^;)

この後、専用ツールを使っていきます。

市販されているリプロのゴムだと、純正より薄いので、
工具を使わずに組めちゃうのですが、
薄いと言う事は・・・分かりますよね?


純正と同じ厚みのゴムを使い、純正と同じ組み方をしたいと思って、
上の写真の工具を以前に作りました。
そういえば、W/Wのはちゃんと2㎜のゴムが使われてます。
工場でどうやって組んでるのか、気になりますね・・・。


完成。




良い感じに組めたと思います。
ご依頼、ありがとうございました。m(__)m