2015/08/16

Barn Door Seat Frame & Spring





facebookInstagramでも少しご紹介しましたが、

タイプ2、バーンドアのシートフレーム等のレストアをご依頼いただきました♪


本当は、というか元々はシート張替のみのご依頼だったんですが、
元の生地を剥がしてみると、
思いのほかサビがひどい。。。

せっかく張り替えるのにそのままじゃちょっと・・・ということで今回の作業です♪

まずは生地を剥がした状態。。


















まぁ中々ここまでサビてるのは見ませんね。。。(^^;) ・・・というくらい、サビてます。
流石にこのままではまずいですし、内装屋さんもヤル気が出ないですよね。

ということで、
まずはフレーム、スプリングをバラし、
それぞれサンドブラストでサビを除去。

 その後フレームはグロス・ブラックでペイント、
スプリングはクロメート・メッキで処理します。

元々、スプリングはこういった表面処理はされていませんが、
今回はもう2度と錆びないようにと、この方法で仕上げさせていただきました。

ちなみに、バーンドアのミドルシートは通称、"Six Leg"(6本脚) と呼ばれ、
その名の通り脚が6本あるのが特徴ですね。
















そして、ミドルシートだけじゃなく、
フロント、リアシート、そしてスプリングにも以降の年式のものとの違いがあります。。。

そのせいで巷ではビックリするような金額で取引されています。。。

















ホールドダウン部のマイナスネジは黒いメッキで処理。。。

















スプリングのメッキはこんな感じです。。。

















オリジナルのタグはもう何が書いてあるのか読めませんが、メッキ処理後にもとの場所へ戻しておきました♪


















スプリングを全て組み込んで、あとは張り替えるだけ!!(^^)/


















あと、取り付け用のハードウェアも、
お客様の希望通り、メッキ処理。
(黒いのもメッキです。 )



















ここまで出来たら準備は完璧といってもいいですよね♪

あとは内装屋さんにがんばってもらいましょう!!

また完成したらご紹介いたします!!