2015/04/03

Glove box modify


リプロダクションで各種グローブボックスが手に入るんですが、
そのままポン付け、
というわけにはいかないものもあったりします。

まずはこちら。
今回は78年式のグローリーのものです。
手前がボロボロになったオリジナル。
そして奥がファイバー製のリプロダクション。

なぜ一部カットしているかというと・・。



















フロントフードのスリットの下にプラスチック製のボックスがあって、
それに当たってしまうんですね。
オリジナルの物はちゃんと斜めに逃がしてあります。
スリットが無い年式なら問題ないんですが。


















ということで、当たる部分をカットし、フタをしました。♪


















内側はこんな感じです。
こうしなければ取り付けできません。

ちなみに、グローブボックス開閉のためのレバーが固くて、
紙製のものがボロボロになる、というパターン、多いですよね。

お困りの方、是非一度、ご相談ください♪





















そして次はコチラ。
カルマンギア用のリプロダクションです。
コチラはファイバーではなく、プラスチック製です。
おそらくABS樹脂でしょうか?
























こちらのタイプは、取り付け自体は何の問題もないのですが、

今回、ご依頼いただいたのは・・・、

”オリジナルの紙製のものを取り付けたいけど、
状態の良い物がなかなか手に入らない。。。
このプラスチック感がイヤなので、
なんとか良い雰囲気に出来ないか??”


・・・というものでした。


そこで、まず裏面をオリジナルのボコボコした感じをペイントで再現。




































内側は、

こちらも同じようにペイントしても良いのかもしれませんが、
お客様と相談し、シートに使われている生地を貼って仕上げることにしました。

















内側なのでキレイに貼るのはなかなかの難易度でしたが、良い雰囲気に仕上がったと思います。

オリジナル仕様ではないんですが、
こういうアレンジも楽しいですね!!