専用工具、いわゆるSST(Special Service Tool)。。。
エンジンやミッション、足回り、ボディ関係など、
各部の作業用に開発された特殊工具で、
各メーカー様々なものが存在します。
空冷ワーゲン用にも、当時からかなりの数のSSTがあった様ですが、
その中の一つ、Vent Window Toolを製作してみました。
と言うのも最近になって、
FLAT4さんで入手できるようになりました。
もちろん早速取り寄せてみて、
以前から流通していた社外品と比べてみました。
純正と社外では約0.5mm厚みが違います。
たったそれだけなんですが、͡組み付け後はコの字型になる為その差は約1mm。
ベントウインドウフレームの幅は8mmなので、
そこで1mm違うと組み付けた時の仕上がりにかなり差が出ますよね。。。
以前からこんな工具が当時存在していた、
・・・というのは知っていたんですが、
社外のシールを使うと、何とか手作業で組み立てられていたんです。
ただ、純正のシールを使うととても手作業では組み立てられません。。。
(この作業をしたことの無い方には何を言っているのか分からないかもしれませんね(^^;))
・・・なので、この工具の必要性を感じていました。
次、この作業がある時には絶対作ろう・・・と思い数カ月。。。
ようやくその機会がありましたので、
ご紹介させて頂きます♪
製作用の図面が入手できたので、
なるべくその通りに作っていきます。
スチールで枠を作り・・・
木でジグ的な物を作り・・・
こんな感じでひとまず形になったので、
現在作業中の'52 Zwitterで早速試してみます。。。
続きはまた後日。。。