ここ最近、ご依頼の多いドア廻りのシールラバー全部の交換作業です。
以前はそこまで多くなかった印象ですが、
高年式と言われる70年代の車両でも新車から50年くらい経ってきてるので、
部分的な交換では済まなくなってきているんだと思います。
もっと古い年式なら尚更ですね。
今回ご依頼があったのはこちらの'63タイプ1。
コンディションは良い車両ですが、
Patinaなボディなので、シールラバーの状態はご覧の通り。
石の様にカッチカチになっています。
まずは全ての部品を取り外します。
本来ドアの内側に貼られているはずのサウンドボードは剥がされていました。
色々な道具を使いドアに残る古いボンドなどを極力剥がしていきます。
これをするのとしないのとでは新しいシールラバーの密着が違ってきます。
ドアロック、ワインダー等のパーツもクリーニング。
ドアハンドルも分解し、クリーニング&グリスアップ!
他、細かなパーツもクリーニングです。
チェックロッドのラバーもこの機会に交換しておくと良いですね!
ベントウインドウは分解し、ガラスを磨いておきます。
これで一通りの準備は出来たので、
順番にシールラバーを交換しながら組み付けていきます。