2020/11/05

'65 Type3 Squareback #3

 今回はフレッシュエアボックスからの雨漏りの修理です。
ここはタイプ3の泣き所ですよね。

ボディとの間にあるシールラバーが劣化して
隙間から雨漏りしたり、
ボックス内にゴミが詰まり排水出来なくて水が溢れてきたり、
ドレンホースが劣化し、亀裂が入りそこから漏れたり・・・等々。
雨漏りの原因になる箇所がいくつもあります。


こちら、取り外したフレッシュエアボックスです。


まず、ボディとの間にあるシールラバーがカッチカチになってしまっています。

そしてこちらは取り外す前の写真ですが、
ドレンホースに亀裂があり、そこから漏れています。


原因は分かったので作業開始です。
まずはカチカチのシールを剥がし・・・

ボックス本体をペイントし、新しいシールラバーを取り付けます。


以前のペイント時に、一緒に塗られてしまっているメッシュは、
塗装を剥がして本来のブラックに戻します。

ボディのスリットから見えるこのメッシュがちゃんと黒い、というのが良いですね。

これで取り付け準備はバッチリです。

この後取り付けて、
しつこいくらいに雨漏りのチェックをして作業完了です。

















2020/11/01

'65 Type3 Squareback #2

 

ボディの磨きの後、
まずはワイパーの修理、そしてフレッシュエアボックス周辺の雨漏り修理です。


まずはワイパーの修理。

こちら、取り外したワイパーモーターASSYです。

恐らく、新車から一度も外されてないのでは?という状態です。

今回はモーターの不具合ではなく、
ワイパーピボットのワイパーアームを取り付けるシャフトが
長年の脱着によりガタガタになってしまっているのを修理していきます。

ビートルやバスなら交換用のピボットが入手できますが、
低年式のタイプ3となると部品がありません。

なので今回は一度分解し、修正してから組付けていきます。

まずは分解し、長年の汚れを洗い落とします。。。

こちらが問題のシャフトです。

本来はキレイな丸いシャフトなんですが、
ガタガタになってしまっています。
これでは任意の場所でワイパーアームを固定する事ができません。
ネジを締めた時にちょっと位置がずれてしまう・・・なんてことになっちゃいます。

これをまずは溶接で肉盛りし、

旋盤で整えます。

これでバッチリですね。

他、本体のフレームやリンケージ等は
一度塗装や錆を剥離し、ペイント。

グリスアップしながら組んでいきます。



配線はモーターからヒューズBOXやスイッチまで一直線だったので、
今後、脱着しやすい様に途中にコネクターを挟んでおきました。


続いてはフレッシュエアボックスです。



























'65 Type3 Squareback #1

 

ボディのペイントの磨き作業、
ウインドウシール等のラバー関係の交換、
タイプ3特有の雨漏り修理等、
お客様が気になる各部のリフレッシュ作業の為、
お預かりさせていただきました。


8年程前に販売させていただき、
現在まで大切に乗られているクルマです。
機関周りに関しては車検毎にキッチリ作業させていただいてますが、
ボディ各部は少しくたびれてきている様でした。

フロントフード等、写真でも見ても少しツヤが引けてきているのが分かりますね。


まずはボディモールやエンブレム類を外して、
徹底的にボディを磨きます。

そして磨き後がコチラ。

しっかりとツヤが復活してますね。

普段乗りに近い形で乗られていると、
どうしても徐々にペイントは傷んできます。
たまにはこうやって磨いてリフレッシュするのも良いですね。

この後、そのほかの作業も進めていきます!!









2020/10/13

Pop Out Window

 


年式を問わず人気のアクセサリー、

ポップアウトウインドウ。

最近はコンディションの良いオリジナルのものは本当に入手し辛くなってきました。

今回はそんなポップアウトウインドウの修理です。


OVALに乗られているお客様からお預かりしたのは、

一見するとコンディションの良さそうな~'64までのポップアウトウインドウですが・・・


よ~く見ると、ちょっと変です。

ラッチを取り付ける為のブラケット、
本来はリベットで固定されていますが、
ネジに交換されてしまっています。

ちなみにオリジナルはこうです。

今回はこのリベットの交換と、
ガラスに入るVWマーク等の記載が左右で違うため、
ガラスの交換をご依頼いただきました。

まずはガラスの交換です。
左右どちらかに合うガラスなんて、そうそう無いので、
その場合はロゴを揃えてガラスを新規製作・・・となりますが、
今回は偶然にも同じロゴのガラスがありましたので、
片側のみ交換させていただきます。

VWマークが削られているガラスから、VWマーク付きのものに交換。

分解・・・
フレームはアルミ製なので意外にデリケート。
これが非常に気を使う作業です。

シールを新品に交換し、組んでいきます。

これでガラスの交換は完了。♪


続いてリベットですが、
以前にネジに交換された際に、フレーム側の穴が少し大きくされている様だったので、
正規のサイズのリベットと、1サイズ大きなスペーサーを用意。。。

スペーサーをフレームの穴に通して・・・

リベットでカシメれば完成です。
オリジナルと比べても違和感なく仕上がっています。


これで取り付け準備はオッケーですね!!


ポップアウトウインドウの取り付け、修理もお任せください!!



















2020/10/04

'58 Karmann Ghia Lowlight

 

本日納車させていただいた'58 Karmann Ghia Lowlightを、

ホームページのギャラリーに追加いたしました。→コチラ



当社に入庫した際はこんな感じでした。。。


このままでも十分良い雰囲気なんですが、
今回、オーナー様のご希望もあり、
さらにディテールを煮詰めさせていただきました。


まずは1色塗りだったボディのルーフ部分を、
オリジナルのL281 Grey Whiteでペイント。


貴重な当時モノの色見本を滋賀のN氏にお借りし、調色。。。

また、ホイールのセンター部分もルーフと同色の為、
合わせてペイント。
そしてリムにはレメルツのホイールリング(リプロダクション)。
VW純正のハブキャップに、ボディ同色でVWロゴをペイント。。。
と、足回りはフルコースで仕上げさせていただきました。


もちろん、仕上げにVINTAGEバルブキャップも忘れずに。。。


また、インテリアには、50年代当時の人気アクセサリーの一つ、
ココマットをオーダー頂きました。


他にも各部、丁寧に仕上げさせていただきました。





是非、ギャラリーでご覧ください。