ボディの磨きの後、
まずはワイパーの修理、そしてフレッシュエアボックス周辺の雨漏り修理です。
まずはワイパーの修理。
こちら、取り外したワイパーモーターASSYです。
恐らく、新車から一度も外されてないのでは?という状態です。
今回はモーターの不具合ではなく、
ワイパーピボットのワイパーアームを取り付けるシャフトが
長年の脱着によりガタガタになってしまっているのを修理していきます。
ビートルやバスなら交換用のピボットが入手できますが、
低年式のタイプ3となると部品がありません。
なので今回は一度分解し、修正してから組付けていきます。
まずは分解し、長年の汚れを洗い落とします。。。
こちらが問題のシャフトです。
本来はキレイな丸いシャフトなんですが、
ガタガタになってしまっています。
これでは任意の場所でワイパーアームを固定する事ができません。
ネジを締めた時にちょっと位置がずれてしまう・・・なんてことになっちゃいます。
これをまずは溶接で肉盛りし、
旋盤で整えます。
これでバッチリですね。
他、本体のフレームやリンケージ等は
一度塗装や錆を剥離し、ペイント。
グリスアップしながら組んでいきます。
配線はモーターからヒューズBOXやスイッチまで一直線だったので、
今後、脱着しやすい様に途中にコネクターを挟んでおきました。
続いてはフレッシュエアボックスです。