仮組後、まずは少し補修しなければならない所がありました。
裏面のフタの部分なんですが、
オリジナルではM3くらいの細いネジで固定されていた様なんです。
それがどうしても緩んでくるのか、以前に溶接されていました。
ただ、確認するとフタ自体は鉄、その相手側はダイキャストっぽい材質で、
全く意味のない溶接をされていました。
(基本的には種類の違う金属を溶接することはできません。
作業前に少し確認すれば分かったことだと思いますが。。。(^^;))
と言う事で溶接跡を削り取り、
一回り太いネジを使い固定することにしました。
・・・これでもう大丈夫でしょう。
続いて取り付け方法の確認です。
オリジナルでは大きめのタッピングスクリューで
シートフレーム取り付ける事になっています。
でもさすがにそれだと不安が残るので、
シートフレームにナットを溶接しそこに取り付ける事にしました。
手間はかかりますが、この方が安心できますよね。
ここまで出来たら、次はペイントです。
オリジナルの塗装のPatinaな感じも良いのですが、
「キレイにしてください」とのオーダーなので、
今回は塗装をしていきます。
まずは一度塗装を剥離。
これは基本ですね。古い塗装が残っていると、
その上に塗った新しい塗料と反応したりしてあまり良い事はありません。
続いてサフェーサー。
最後にシルバーでペイントします。
これはただのシルバーではありません。
オリジナルに塗装されているのと同様の、
ハンマートーンと呼ばれる塗装です。
ハンマーで叩いた様な、独特の模様が付くのが特徴です。
工業製品等に良く塗装されています。
さあいよいよ取り付けです!