2021/11/04

'58 Type1 Capri Sweden Model #04

 

写真では少し分かりにくいのですが、
右のリアフェンダーだけ後から補修されている様で、
他の部分よりもツヤがある状態でした。
※映り込みを見て頂ければ違いが分かると思います。


これを、他の部分と同じ様に半ツヤな感じに仕上げます。


・・・が、作業前によーく観察していたら気づいた事が。

テールライトの高さが正規の位置よりも少し高いのです。

正規の位置の型紙を当ててみると約5センチほど高い感じです。

これだと、テールライトを正規の位置に戻すと元の穴は隠れないので、
左右のリアフェンダーをペイントさせて頂く事になりました。

不要になる穴を溶接で埋めて、
新たに正規の位置に穴を開けなおし、
仮組してみます。


これでしっくりきますね。

その後、サフェーサーをペイントし、


ボディカラーでペイントします。

こちらがペイント後。

あえて周辺よりもツヤの無い状態でペイントしています。

・・・というのも、単純に半ツヤでペイントするのと、
元々ツヤ有りでペイントされたものが経年劣化で半ツヤになったものとでは、
同じ半ツヤと言っても、塗装表面の表情が変わってきます。
これは現物を見ないと分からないので、
写真では伝わりづらいのですが(^^;)・・・。

今回はあえてツヤ消しでペイントし、
それを磨いてツヤ加減を調整することで、
周辺の塗装と表情を合わせていきます。


こちらが仕上がった状態です。


これで塗装は一通り完了です。
完成までもう一息!!