ビートルのヘッドライナー張り替え作業のご紹介です。
今回作業するのは66年のスウェーデンモデル。
オリジナルのヘッドライナーでしたが、長年乗っているうちに、
上の写真の様にリアウインドウ下の部分が変色してきたということでした。
確かに他の部分は比較的キレイな状態を保っています。
傷んだ部分だけ生地を交換する・・・というのは基本できないですし、
仮に出来たとしても張り替えてない部分との差が気になってしまいます。
今回はお客様と相談し、ヘッドライナー全てを張り替えせさて頂くことになりました。
早速生地を剥がしていきます。
問題のリアウインドウ下の部分ですが、
雨漏りしていた様でサビが・・・(^^;)
この雨漏りと日焼けにより変色していたワケですね。
こちらもかなり変色してしまっているカーペット。
今回は合わせてこちらも交換です。
元々、「オリジナルインテリアだから・・・」と、
張り替えを躊躇されていましたが、こうやって改めて見ると、
これは張り替えるしかないな・・・と思いますね。
防錆処理をし、
剥がれてしまって再利用できない、下地のフェルトを交換・・・
何にしても下地(下準備)が大事ですが、
こちらも例外ではありません。
ココを適当にするとそれなりの仕上がりにしかなりません。。。
ここまでやってようやく本題のヘッドライナーです。
何度も言いますが、もちろん使用するのは、
West Coast Classic Restoration(WCCR)製の生地です。
一度張り替えれば次張り替えることはまずないでしょう。
安価品と比べると価格は高いですが、
長い目で考えれば決して高くない・・・と思います。