以前からお伝えしていた、
'64 T-1の1200㏄エンジンのオーバーホールが、
完成しましたのでご紹介いたします♪
'64 T-1の1200㏄エンジンのオーバーホールが、
完成しましたのでご紹介いたします♪
Before
After
'64 T-1オリジナルのディテールに限りなく忠実に仕上げましたが、
BeforeとAfterで、
オルタネーターとダイナモ(ジェネレーター)の違い以外に、
パッと見で違いが分かる方は、
かなりのマニアかもしれませんね。
というのもこのあたりの年代、
'61~'65年の通称40hpエンジンで、
オリジナルのディテールに拘って仕上げられたのって、
意外に少ないような気がするので。。。
今回、どんな作業をしたかというと、
Beforeの段階で1500㏄が載せられていましたので・・・、
・1200㏄のベース・エンジンを用意。
・12Vφ90mmのダイナモを用意し、
6Vダイナモのケースに入れ替え。
E/Gルーム内の配線の取り回しも6V風に見えるように工夫しています。
・純正キャブ、フューエルポンプ、
ディストリビューター、イグニッションコイルを用意。
・1200㏄エンジンのオーバーホール。
・NOSピストンシリンダーsetの手配。
・NOSカムシャフトの手配。
・欠品していた40hp/1200㏄専用の各エンジンチンの用意。
・エンジンカバー類一式のペイント。。。
・剥がれかけていたエンジンサウンドボードの交換。
・エンジンルーム内の配線の整理。
・NOSマフラーの用意。
・各部ディテールの仕上げ。
・・・等々。
思いつくままに挙げてみましたが、
細かい物を挙げだすとまだまだキリが無いくらいです。
フルオリジナルのクルマなら、
基本的に付いてる部品をキレイに仕上げれば良いんですが、
そんなクルマはそうそう無いですし、
オリジナルが失われているものを
オリジナルに戻す作業というのは中々の労力が必要です。
今回はオーナー様自らもパーツ探しや、
年式通りのディテールを調べたり等、
かなりの努力をされていました。
やはりそういった情熱というのも、
仕上がりを左右する要因の一つになってくると思いますね♪
オーナー様はこの秋からのイベントに精力的に参加されるようなので!?、
・・・是非、実車を見て頂きたいですね(^^)/