2022/04/24

リアデッキリッドの修理 #2

 

続いては、

'64 Type1 大5です。

こちらは先ほどのOVALよりもいっちゃってます。(^^;)



しかも、良く見ると以前に一度修理された跡があります。


こちらも一度、コの字ブラケットを外して、
状態を確認します。

鉄板がちぎれたせいで、一部折れ曲がってしまっています。
こうなる前に直しておけばまだ楽だったんですが。。。

溶接したり、叩いたり、引っ張ったりで、
何とか直します。
表面は塗装しないので、熱が入らない様、傷つかない様注意しながら作業します。
これがなかなか大変。(^^;)

なんとかできました。
あとは先ほどと同様に一枚鉄板を足してコの字ブラケットを溶接します。


ここまで来れば、もうこっちの物です。
順にペイントしていくと・・・


・・・何事も無かったかの様に完成です!!
”何事も無かったかの様に”・・・というのが大切ですね。
苦労の跡が見えると言う事は、キチンと直ってないと言う事になりますからね。。。

そういえば今回の作業で気づいた事があります。

'57

'64

色々違いがありますが、
コの字ブラケットにある点々の数が違いますね。
これは元々スポット溶接の位置決めの為の物だと思いますが、
こんな部品までも同じ様に見えて年々改良されていってるんだなーと。

この点々、コの字ブラケットを取り外す際に削り取ってしまうので、
溶接し取り付けた後にキッチリ再現しています。

もちろん、取り外す前に位置は確認して。。。

なかなか(細かくて)しんどい奴ですが、
こういう、一見どうでもよさそうな事が楽しかったりしますよね。