低年式ビートルの泣き所と言っても良い、
リアデッキリッドのスプリング部分の修理です。
まずは'57 OVALです。
こちらは開閉時に違和感があったので、
よ~く見てみるとこんな感じでした。
写真で見ると微妙な感じですが、
デッキリッドの外側のパネルと内側の補強パネルが剥がれてきています。
これは結構あるあるだと思います。
そして写真では分かりにくいですが、
スプリングを取り付けるコの字のブラケットも剥がれそうになっていました。
スポット溶接を削って外してみます。
すると割れているのが良く分かりますね。
コの字ブラケットよりもその下の補強パネルの方が、
鉄板の厚みが薄く負けてしまうんですね。
これもあるあるですね。
溶接して直すのはもちろんなんですが、
コの字ブラケットを取り付ける際に、
一枚、2mmの鉄板を足して補強しておきます。
コの字ブラケットと2mmの鉄板で補強パネルをサンドイッチする感じです。
これで割れにくくなるかと思います。
溶接をして表面を均し、
ペイントしていきます・・・。
これで、完成です。