パティーナなオリジナルペイントのバスのお客様から、
リアゲートのペイントのご依頼です。
過去に何があったのかは分かりませんが、
リアゲートのみ色が違いますね。
これを周りに合わせてペイント・・・という、難しいご依頼です。
上の方は完全にツヤが無いのですが、
下の方は一部磨いてあるのか少しツヤがありますよね。
本来なら一度全部磨いて、それに合わせてペイントするんですが、
今回はお客様のご希望でこのままの状態でペイントしていきます。
まずはゲートを外し、状態を確認。
何度か塗り重ねられている様でしたので、塗装を剥離していきます。
全体的にはかなりコンディションは良いのですが、
一部板金跡がありましたのでパテを入れて面を整えていきます。
整えたらサフェーサーをペイントし・・・
ボディカラーである、L512 ベルベットグリーンでペイントします。
ちなみに色については、現物合わせで調色しています。
パティーナなクルマの場合、
ツヤ加減や色味を微妙に変えたものを数パターン作る場合も。。。
さて、ペイントしたゲート、そのままだとただのキレイなゲートなので、
これを・・・
細かい目のサンドペーパーで研いだり、
なんやかんやしたりして、
クルマ側に雰囲気を合わせていきます。
これが状態によって表情が様々なので非常に難しいトコロ・・・。
今回はこんな感じで完了です。
最後の仕上げに社外品だったテールレンズを、
良い雰囲気の純正USEDに交換。
これで、
どこから見ても、オリジナルペイントのパティーナなバス・・・
・・・に見えるでしょうか?