昨年末にご依頼いただいた、
右ハンドルビートル用ルームミラ―のレストアが、
完成しましたのでご紹介いたします。(^^)/
今回はシンガポールのお客様からご依頼いただきました。
62年のタイプ1・右ハンドル用との事です。
全体的にキレイではありませんが、
大きな傷や凹みも無く、
レストアするには最高のベースでした。
まずは全てを分解します。
そして、パーツごとにポリッシュしたり・・・
クロームメッキしたり・・・
・・・で、仕上げます。
ミラー自体も新品に交換しました。
そして元通りに組み上げたら完成です。(^^)/
バッチリキレイになりました。
・・・で、仕上がったミラーをよ~く見ていると、
ちょっと違和感を感じる部分が・・・。
普通のミラーと見比べると良く分かります。
※紛らわしいですが上の写真は2つとも普通のタイプのミラーです。
この部分。。。
ベースの三角の部分ですが、
普通のはどちらかと言うと平らなイメージですが、
今回のは真ん中に一本筋が通ってる感じ。。。
外したことのある方なら分かるかもしれませんが、
サンバイザーのアームの固定方法も違いました。
そして更によーく見ると・・・
カンガルーに挟まれたVWマークが!!
・・・ということはオーストラリア製なんでしょうか??
・・・気になって夜も眠れそうにないので、
オーストラリアのVWショップに聞いてみたところ、
正にその通りでした。
オーストラリアでは当時、VWはノックダウン生産をしていて、
ドイツ本国生産のパーツだけでなく、多くの現地生産のパーツも使い、
ワーゲンが組み立てられていたそうです。。。
・・・それにしてもかわいいロゴですよね(^^)/