タイプ2のベンチシートモデルで、
フロントシートとセカンドシートの間のバルクヘッドに付くパネルのことです。
(写真は65年モデルで、以前に当社で製作したものです♪)
ここのパネル、特にセンターの部分は
オリジナルと同様の・・・というようなリプロダクションは無く、
バスのインテリアを仕上げる際、
オリジナルのが傷んでいる場合には少しネックになる部分かな、と思います。
今回のマンゴーバスでも正にそのパターンで、
イチから作らなければいけない状態だったので、
その様子をご紹介したいと思います!!
まずは内装用のパネルを切り出し・・・(この状態ではただの平らなボードです)
そのボードをぐいっと曲げると・・・(この曲げ方、かなりコツが要ります♪)
こんな風になります♪
これでもう、完成したようなもんですね!(笑)
これに生地を貼り、モールと灰皿を取り付け・・・
・・・完成です!!シャキッとしてますよね♪
オリジナルのグラブ・バーも良い雰囲気です。
パネルが新しくなっても、
灰皿、モール、グラブ・バー・・・こういったパーツが揃っていないと少し物足りない感じがしちゃいますね。
逆に言うと、これらが揃っていてはじめて完成された感じがします。
仕上げる技術、知識、熱意、材料、そしてオリジナルパーツ・・・
どれが欠けても本当に良い物は作れないということですね!!
・・・もちろん、お金も必要になってきますが。(笑)