ヘッドライナーの張替えをしていて、
一番難しいなぁ~と思うのがやはりアーリーバスです。
面積も広いし、フロントまわりなんかは形も複雑なので。。
ヘッドライナー張替えの際、
シワなくキレイに張るのはもちろん、
生地の分割、端の処理など、細かい部分までオリジナルを意識して作業する、
というのが大事かな、と個人的には思います。
もちろん、オリジナルとは関係なく、
カスタムでするなら別だとは思いますが。
既製品の生地を買って張り替えるにしても、
細部の仕上げは作業する人のさじ加減よることになるので、
その人がオリジナルを知っているかどうか、
オリジナル通りに仕上げようと思っているかどうか・・・、
で、仕上がりは大きく変わってくると思います。
先日張り替えた、'60 T-2 Mango Greenのヘッドライナーです。
全体的にはこんな感じです。
(まだヘッドライナービーディングをつけていない状態ですね。。)
そして細部。
赤い矢印の部分に注目してください♪
オリジナルを意識して仕上げた部分です。
年式によっての違いもありますが、
仕上がりが分かれる部分ではないでしょうか?
簡単にすませてしまおうと思えばいくらでも省略できる部分ですし、
やろうと思っても、知識・経験が共に無いと出来ない部分でもあると思います。
今現在、ヘッドライナーに限らずですが、
こうやってオリジナルはどうだったのかなぁ~??と
いろいろ調べながら、試行錯誤しながらやっている作業の数々、
当たり前ですがワーゲンが新車だった当時、
本当に当たり前の事として生産ラインで作業されていたと考えると、
不思議な感じがしますね♪