2015/02/16

PARTITION PANEL for T-2 Mango



タイプ2のベンチシートモデルで、
フロントシートとセカンドシートの間のバルクヘッドに付くパネルのことです。



















(写真は65年モデルで、以前に当社で製作したものです♪)


ここのパネル、特にセンターの部分は
オリジナルと同様の・・・というようなリプロダクションは無く、
バスのインテリアを仕上げる際、
オリジナルのが傷んでいる場合には少しネックになる部分かな、と思います。


今回のマンゴーバスでも正にそのパターンで、
イチから作らなければいけない状態だったので、
その様子をご紹介したいと思います!!


まずは内装用のパネルを切り出し・・・(この状態ではただの平らなボードです)



















そのボードをぐいっと曲げると・・・(この曲げ方、かなりコツが要ります♪)


















こんな風になります♪
これでもう、完成したようなもんですね!(笑)

これに生地を貼り、モールと灰皿を取り付け・・・



















・・・完成です!!シャキッとしてますよね♪


















オリジナルのグラブ・バーも良い雰囲気です。


















パネルが新しくなっても、
灰皿、モール、グラブ・バー・・・こういったパーツが揃っていないと少し物足りない感じがしちゃいますね。

逆に言うと、これらが揃っていてはじめて完成された感じがします。


仕上げる技術、知識、熱意、材料、そしてオリジナルパーツ・・・
どれが欠けても本当に良い物は作れないということですね!!



・・・もちろん、お金も必要になってきますが。(笑)