今日ご紹介するのは、
Vent Window Tool・・・といっても、
リベットをカシメる為のツールです。
ベントウインドウを車体に取り付けた際、
上部の軸になる部分がリベットでカシメられていますが、
実は今まで満足いく仕上がりを得られる工具が無かったんです。(^^;)
この←の部分です。
リベットを叩いてカシメる為のポンチはあったんですが、
それだと車載状態だと無理だし、
ガラスの際なので力も入れにくい。。。(^^;)
当時はどうやっていたのかな?
と思い、ワークショップマニュアルを見てみると・・・
こんな感じでプライヤーでカシメているようです。
特に純正工具と言うわけでは無く、汎用ツールの様です。
現在でも販売されてはいるのですが、
イマイチ用途にピッタリ合うものが見つからず・・・
無いなら作るしかないかなーと思っていたところに朗報が!!
なんと、市販のワイヤーカッターを改造して作られた
リベット用プライヤーがマイボウズさんで販売されていました!!
世の中には同じようなことを考えてる人がいるもんですね。
しかも一足先に作って販売されているなら、もう買うしかないですよね。
というワケで早速使ってみました。
まず、リベットを用意します。
市販のベントウインドウ用のリベットは数種類ありますが、
全てスチール製なんです。。。
メッキされてはいますが、そのうち錆びてきちゃいます。(^^;)
ちなみに当時の純正は真鍮製。
錆びないですよね。
というワケで、真鍮製のリベットを用意しました。
しかも、純正と同じ様にメッキ仕上げです。
更に純正と同じ様な赤茶色の樹脂製ワッシャーも。。。
これだけでけっこう費用が掛かっちゃっています。(^^;)
早速カシメていきます。。。
ものの数秒でこの仕上がり。
悔しい位にキレイにできてます。
ベントウインドウ用に市販されてるスチール製のリベットでも、
同様にキレイにカシメられる様です。
この作業をやったことない方、
というかこれを見てるほとんどの方にはピンと来ない話だとは思いますが、
やったことある方はきっと分かってくれるはずです。。。
・・・この感動を(^^)/