まずは配線の引き直しからスタート。
今回の作業に合わせ、
角テール専用のハーネスKITを用意していました。。。
ダッシュパネル周辺から作業を始め・・・
各メーター等を取り付けながら、
そして今回の仕様に合わせながら、
配線を通していきます。
オリジナルのもの以外に、
・レトロサウンド
・ハザード
・油温計
・ETC
・シガーソケット
・・・を取り付けているので、
中々な配線の量になりますね。
組み付け時には各部の動作もチェックしながら作業していくんですが、
ハザードスイッチ&ウインカーレバーを取り付け後、
テストしていると、どうも動きがおかしい。。。
一つずつチェックしていくと、
どうもウインカーレバー自体が何故か壊れているようでした。
ちなみに今回使用したウインカーレバー・・・。
今回のプロジェクトの為、かなり以前から準備していた物だったんですが。。。
'59Ghia専用ということもあり、
数年に一回レベルでしか売りに出ることのない、
スーパーレアなパーツなんです。。。
なので別の物に交換・・・というわけにもいかず、
分解して修理することにしました。(^^;)
分解してみると、
赤い〇で囲んだパーツが、三分割くらいに割れていて、
それが原因で動きがおかしくなっていた様でした。
(写真はとりあえず接着してみた状態です。
割れていたことに動揺しすぎて写真を撮るのを忘れちゃいました。)
何で割れるの??という感じですが、
NOSと言っても60年近く前の古いパーツなので、
まぁ・・・色々ありますよね。
ひとまず割れていたパーツを接着してみましたが、
ベークライト製ということもあり接着では強度的に厳しそうだったので、
今回は新たに製作し、交換という方法をとることにしました。
左の濃い茶色がオリジナル、右の黒いのが新たに製作したものです。。。
これを元通りに組み込むと・・・
バッチリ元通りになり、
ウインカー、ハザードもキッチリと機能するようになりました。
他車種と比べて、
基本的にパーツが無くて困ることは少ないワーゲンですが、
たまにはこんなこともあるんです。。。(^^;)