2020/10/13

Pop Out Window

 


年式を問わず人気のアクセサリー、

ポップアウトウインドウ。

最近はコンディションの良いオリジナルのものは本当に入手し辛くなってきました。

今回はそんなポップアウトウインドウの修理です。


OVALに乗られているお客様からお預かりしたのは、

一見するとコンディションの良さそうな~'64までのポップアウトウインドウですが・・・


よ~く見ると、ちょっと変です。

ラッチを取り付ける為のブラケット、
本来はリベットで固定されていますが、
ネジに交換されてしまっています。

ちなみにオリジナルはこうです。

今回はこのリベットの交換と、
ガラスに入るVWマーク等の記載が左右で違うため、
ガラスの交換をご依頼いただきました。

まずはガラスの交換です。
左右どちらかに合うガラスなんて、そうそう無いので、
その場合はロゴを揃えてガラスを新規製作・・・となりますが、
今回は偶然にも同じロゴのガラスがありましたので、
片側のみ交換させていただきます。

VWマークが削られているガラスから、VWマーク付きのものに交換。

分解・・・
フレームはアルミ製なので意外にデリケート。
これが非常に気を使う作業です。

シールを新品に交換し、組んでいきます。

これでガラスの交換は完了。♪


続いてリベットですが、
以前にネジに交換された際に、フレーム側の穴が少し大きくされている様だったので、
正規のサイズのリベットと、1サイズ大きなスペーサーを用意。。。

スペーサーをフレームの穴に通して・・・

リベットでカシメれば完成です。
オリジナルと比べても違和感なく仕上がっています。


これで取り付け準備はオッケーですね!!


ポップアウトウインドウの取り付け、修理もお任せください!!



















2020/10/04

'58 Karmann Ghia Lowlight

 

本日納車させていただいた'58 Karmann Ghia Lowlightを、

ホームページのギャラリーに追加いたしました。→コチラ



当社に入庫した際はこんな感じでした。。。


このままでも十分良い雰囲気なんですが、
今回、オーナー様のご希望もあり、
さらにディテールを煮詰めさせていただきました。


まずは1色塗りだったボディのルーフ部分を、
オリジナルのL281 Grey Whiteでペイント。


貴重な当時モノの色見本を滋賀のN氏にお借りし、調色。。。

また、ホイールのセンター部分もルーフと同色の為、
合わせてペイント。
そしてリムにはレメルツのホイールリング(リプロダクション)。
VW純正のハブキャップに、ボディ同色でVWロゴをペイント。。。
と、足回りはフルコースで仕上げさせていただきました。


もちろん、仕上げにVINTAGEバルブキャップも忘れずに。。。


また、インテリアには、50年代当時の人気アクセサリーの一つ、
ココマットをオーダー頂きました。


他にも各部、丁寧に仕上げさせていただきました。





是非、ギャラリーでご覧ください。






















2020/09/25

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #4

 

助手席も同様に張替えて、

シートは完成です。




続いて車内の仕上げです。

ラバーマットを剥がしたフロア部分をクリーニングし・・・

こちらもかなり傷んでいたラバーマットを新品に交換します。


スッキリ!!



ここに張り替えたシートを取り付ければ完成です!





非常にクリーンになりました。

また、ヒートプレスが無いことで、
コマーシャルモデルの質素さがより強調されていますね。
これが本来の姿なんだと改めて実感しました。(^^)/












2020/09/24

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #3

 

シートを張り替える際、

生地をシワなくキレイに仕上げるのはもちろんなんですが、

その周辺も合わせて仕上げると、

完成度は更にアップすると思います。

例えばシートフレームを磨いたり、ペイントしたりするのもその一つです。


また、これは誰でもできることですが・・・


これ、今回作業している’65 タイプ2の、

シートを前後にスライドさせる際のレバーに付く、

オリジナルのノブです。


リプロも売ってますが、
オリジナルの物は材質がベークライトで、質感が・・・

・・・とか言う前に、
控えめに言ってもかなり汚いですよね。(^^;)

なので長年の手垢を洗い流し、磨きます。

すると、こうなります。


洗って磨くだけ、です。

ただそれだけで当たり前ですがクリーンですよね。
新品だと言われれば、そう思えるくらいです。

これでようやく、オリジナルのノブは良いですよね~と、言えるんじゃないかと・・・。

このノブだけではなく車全体で、内装関係では特に、同じことが言えると思います。
こう言う事も意識して、いつも作業させてもらっています。









2020/09/12

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #2

 

まずは運転席側のシートから張り替えていきます。


こちらがBefore

こうやって見るとそんなに悪くはみえないかもですが。。(^^;)



新しい生地と比べてみると違いは一目瞭然ですね。



早速生地を剥がしていきます。

生地は以前に張り替えられていましたが、
パディングはオリジナルが残されていました。
流石に55年前のパディングだと、ヘタってもしょうがないですよね。(^^;)

今回は気持ちよく全て交換していきます。


ただ、フレームのペイントに関しては、
オリジナルが比較的キレイに残っていたので、
磨きこんでフィニッシュです。



ヘタリにくい様に少し工夫をしながら新しいパディングをセットし・・・


ちょっと足りない部分を補ったりし・・・

West Coast Classic Restoration製の生地を被せていきます・・・




こんな感じでサクッと完成です。


ヒートプレスの無い、質素な感じが、
コマーシャルモデルな雰囲気を抜群に醸し出していますね!!




























2020/09/11

'65 TYPE2 W-Slider シート張り替え #1

 

日々の業務やイベント参加等、

ほとんど毎日と言って良いくらい走り回っている、

当社の'65 TYPE2 W-Slider です。


毎日乗っているので、どうしても傷む部分も出てきちゃいます。

今回は、インテリアのリフレッシュをしていきます。

こちらが作業前の状態です。

基本的にオリジナルスタイルではあるものの、
'65のパネルバンのシートには本来ヒートプレスのラインがありません。
これはスタンダードやデラックス仕様のディテールなんですね。。。

そして、写真では分かりませんが、
座った時にパディングのヘタリを感じる様になってきました。

おまけにシート下のラバーマットが、
色褪せてきて、まるで”干し芋”みたいになってしまっています。(^^;)



・・・というわけで、今回はこのあたりを中心にリフレッシュしていきます。


まずはシートを外し、マットを剥がしてクリーニングから。。。♪













2020/09/08

SWEDISH '58 Type1 インテリア張替え #05

 

シートの張り替えも終わったので、

あとはシートを載せ、

各ウインドウガラスを取り付ければ・・・


・・・完成です!!





ステアリングを3スポークに変更しているのと、
パーセルシェルフを取り付けている以外は、
基本的にオリジナルに忠実に仕上げています。
また、スウェーデン仕様の特徴である、
シートベルトもしっかりと備わっています。

この後、オーナー様の下でどう進化していくのかとても楽しみです。(^^)/