2017/07/20

'56 OVAL Interior #02




リアシートの次はフロントシート。

既にフレーム・スプリングのペイントが仕上がった状態でお預かりしました。


スプリングや生地を固定するための”ツメ”が全て交換されているのか、
全てピシッと真っすぐです。

お客様の意気込みが感じられる部分ですね♪


細かい部分もキッチリ作業されてます。


そして、この脚の部分が’56 Onlyな部分。
後の年式と比べ、グイっとしっかり曲げられています。


'57~と見比べれば一目瞭然ですね!


パディングも新品にして、早速張り替えです。


そういえば最近のパディング、
何故か外周部分の形が悪いですね。
バリが出ているというか。。。(^^;)
角の形が左右で違う時もあったりします。

そのままではキレイに仕上がりませんので・・・


・・・少し修正してから生地を被せていきます。
本当にちょっとしたことですが、
するとしないでは仕上がりに大きな差が出る、
・・・と自分は思っています。


その後はいつもの様に作業して。。。


張り替え後に角度調整のノブを取り付け。
ちなみにここも'56 Onlyでした。
(かなり細かな違いですが・・・)


で、完成!!



とりあえず、一段落です。

このあとはクルマをお預かりしてから再開したいと思います。





















2017/07/16

Petri Rometsch Steering Wheel




先日はリプロダクションのステアリングをご紹介しましたが、
今回はオリジナルのものをご紹介いたします。

'56-'59のビートルのステアリングに似ていますが、
こちらはペトリ社製ロメッシュ・ステアリングホイール。


ロメッシュと言えば、

1950年代にビートルをベースに作られた、
スペシャルなコーチビルドモデルですよね。

そのロメッシュに採用されていたステアリングです。

今回ご紹介するのは、
リペイント無しのオリジナル・コンディションのもの。


巷でオリジナル・コンディションという触れ込みで売られている
多くのステアリングに有りがちな大小のクラックも皆無です。


NOSではなくUSEDですので、細かいキズ等はありますが、
クラックはありません。

この、"クラックが無い"というのが、
こういった当時物のステアリングを探す際にかなり重要になってきます。
この条件に合う売り物はほとんど無いといっても過言では無いでしょう。
そして一度クラックが入ってしまったものを、完全に元通りに戻すことは困難です。
見た目はキレイに直っても、またクラックが再発してしまうからです。
特に細かい毛細血管の様な細かいクラックだと直すのはほぼ不可能に近いです。

そういう意味では今回の物はかなり希少な物だと思います。

実際、先日ドイツで開催されたHessisch Oldendorfでも、
数本のロメッシュ・ステアリングが売り出されていた様ですが、
満足いくコンディションの物はこの一本だけだったそうです。。。


オリジナルの証、ペトリのマークもしっかりと(^^)/。




取り付けイメージはこんな感じです♪

レアなホーンボタンと組み合わせたり・・・


クロームのホーンリングと組み合わせたり・・・


ストックのステアリングも良いですが、
交換することで一気に”スペシャル感”が出ますね!!


そして今回はこんなホーンボタンもご用意しています。

定番の”ライオン”ホーンボタンです。
こちらもステアリング同様、Good Usedのオリジナル・コンディション♪
色使いもストックと似ているので、さりげなくスペシャル感をアピールできますね。




Petri Rometsch Steering Wheel(good used)   Price: ¥248,000(税別)

Petri Lion Horn Button(good used)        Price: ¥28,000(税別)


この組み合わせもステキですね!!



リプロダクションなら一度買い逃しても次がありますが、
(稀に次が無いリプロもありますが・・・)
オリジナルとなると、
同じコンディションのものにはまず出逢えないでしょう。。。

この機会に是非!!























2017/07/14

'56 OVAL Interior #01




'56 OVALのインテリア張替をご依頼いただきました。


ヘッドライナー・シート・ドアパネル・カーペット
・・・のフルセットです♪

実はまだクルマはお預かりしておらず、
まずはフロント&リア・シートのみお預かりしました。


早速リアシートから張り替えていきます。



バックレストは白い生地を剥がすと、
オリジナルの生地が出てきました。


'56年のみ、バックレスト背面のボードが生地と同色ではなく、
ベージュ・・・という噂だったんですが、
これを見ると一目瞭然ですね!!
やはりオリジナルは素晴らしいです。
どんなデータよりも正確に真実を伝えてくれますね♪


ちなみに使用する生地は、
もはや定番のWCCR製で、
ボードは生地同色。。。(^^;)


ということで、張替前にベージュにペイントしておきました。





全体的にグッドコンディションなシートフレームは、
ご希望によりペイントせずにこのまま使います。

ピカピカのキレイ過ぎる仕上がりではなく、
程よくオリジナルの雰囲気が残る仕上がりを目指します。



バックレスト背面に付くレールが欠品していたので、
こちらでご用意させていただきました。

リプロもありますが、今回はオリジナルの物を五分ツヤのブラックでペイントで♪




ボトム側のフレームが変なところで折れていたので・・・


溶接にて修理。。。これくらいはよくあることですね。



その後パディングを新品に交換し、張り替えていきます。




完成!!






生地のレッド、背面のボードのベージュ、レールのブラックが、
妙にマッチして、良い雰囲気です♪

お客様拘りの、'56 ONLYのディテールをうまく再現できたと思います。。。











2017/07/13

Reproduction of Porsche VDM 2Spoke Steering Wheel



facebookでもチラッとご紹介した、

カッコいいステアリング。。。

それはポルシェ356のPreA~Aに採用されていた、
VDM製2スポークステアリングです!!
オリジナルはポルシェ用ということもあり、
かなりの高額&希少です。
今回、新たにリプロダクションが発売されましたので、
ご紹介いたします。


ポルシェ用ですが、ワーゲンにもピッタリなデザインです。


1959年までのビートル又はカルマンギアに取り付け可能で、
サイズはストックと同じ400㎜と一回り大きな420㎜があります。

色は、写真のアイボリーに加え、
グレー、ブラックの3種類。

ホーンリング無し・フルサークルホーンリング付き
・・・がラインナップされています。

※ハーフ・ホーンリングは現在開発中とのことです・・・


ちなみにポルシェでは・・・

’52年10月~’54年3月・・・ホーンリング無し
               プレーンホーンボタン
          直径400㎜
                       色はアイボリーのみ

'54年4月~’55年8月・・・クローム・ハーフホーンリング
              ポルシェエンブレムのホーンボタン
   直径400㎜
              色はアイボリー・グレー・ベージュ

’55年9月~’59年8月・・・同色のフルサークルホーンリング
             ポルシェエンブレムのホーンボタン
      直径400㎜ or 420㎜
             色はアイボリー・グレー・ベージュ

・・・がオリジナルとなっている様です。


ご自身のワーゲンと同じ年代のポルシェで採用されていた種類の中から選ぶ、
・・・というのもおもしろいかもしれません!!



全種類ご紹介したいところですが、
それだとかなりの数の組み合わせになるので、
(そんなに在庫もありませんので・・・(^^;))

まずは一番基本的な、
400㎜、アイボリー、ホーンリング無し、の物をご紹介いたします。






ご覧の様にかなり造りは良く、
オリジナルと見比べても遜色ない仕上がりです♪




こちらがフルサークル・ホーンリング付きの、同じく400㎜。




ホーンリングを外すことももちろん可能なので、
どちらが良いか迷うなぁ・・・という方は、
コチラをオススメします。



Porsche VDM 2Spoke Steering Wheel (repro)
Price: ¥128,000(税別)

Porsche VDM 2Spoke Steering Wheel (repro)
w/Full Circle Horn Ring   
Price: ¥148,000(税別)


いずれも、ホーンボタンは付属しませんが、
オリジナルのホーンボタンを取り付け可能です。

ただ、オリジナルのホーンボタンは、
かなり入手困難です。。。

でも、ご安心ください。
世界のFLAT4さんを始め、
各メーカーから発売されている、
直径82㎜タイプのホーンボタンが使用可能です。

詳しくはお問い合わせください。m(_ _)m




2017/07/10

Repair of '59Ghia turn signal switch



以前にも一度ご紹介した作業ですが、

それを見た別のお客様からご依頼いただきましたので、
ご紹介いたします。


まずは作業前。
(と言っても見た目では何も分かりませんが・・・(^^;))

カバーを外してみます。
お客様からは内部のプレートが割れているとお聞きしました。


そして、ご自身で一度直そうかと思い作業途中だったと・・・。
確かにリベットが削られています。


更に分解してみると、やはりプレートが割れていますね。
左がの割れているのがオリジナル、
右側が交換パーツです。


今回は更に、各パーツを固定するためのリベットピンが削られていた為、
再利用が出来ず、新たに作り直すことに。。。(^^;)

下のメモリが1㎝なので、
その細かさを想像して頂けると思います。。。


こんな感じで取り付けます。


完成♪♪


見た目では何も変わりませんが、
テスターで通電テストをして終了です。