2017/01/30

気になる・・・(^^;)






日々、大小様々な作業をご依頼いただいてますが、

そんな中でも拘りの作業、
特にオーナー様自身でなければ、
なかなか気づかない(気にしない?)様な作業のご紹介です。


'59 Karmann Ghia・・・

フロントフード右後ろの角が少し浮いてるのが分かるでしょうか??

もちろん写真の様に寄って見ると分かりますが、
クルマ全体として見るとそうでもないかな??という程度の浮き具合です。

ただ、運転席に座った状態で見ると、
つまりオーナーさん目線で見ると良く目に付くところでもありますね。(^^;)


本当の意味で全てのチリを完璧に・・・というのは、
現実としてなかなか難しいとは思いますが、
やはり一度気になってしまうと、
そこばかり見てしまうというものですよね。。。
ということで今回、キッチリ向き合って作業させていただきました。

まずはフードシールを外した状態で、
外す前と同じように浮いてるのを確認後・・・、

ここまでバラしました。。。



正直言うと今まで敬遠していた部分ですが、
やはりキッチリ向き合うと結果はついてきますね!!


色々と頑張った結果がこちら。


右後ろの浮きだけではなく、他も微調整し、

かなりシャキッとしました♪


また一つ、良くなりましたね!!



そういえば自分のカルマンも同じとこが少し浮いてたような・・・??(^^;)














2017/01/26

SPEEDWELL




年明けに、Speedwellのステアリングをご紹介しましたが、

それを見たお客様から、

「自分も・・・」

と、ご依頼いただき、用意させていただきました♪




Good Usedでなかなか良い雰囲気です。


せっかくなので自分のと比較。。。


ウッド部分の色が少し違いますね。


どっちが良いってことも無いと思うんですが、
こうやって一個ずつ微妙に表情が違ったりするのが、
当時モノの魅力かもしれませんね♪


このSpeedWellのステアリングは、
本体のデザインもカッコいいのはもちろんのこと、
ホーンボタンのサイズが'56-'59のT-1(又は'55-'67のT-2 or '56-'57 Ghia)と同じという事もあり、
様々なデザインのホーンボタンを取り付けできちゃうんですね(^^)/

ちなみにこれを買ったお客様は、
既にスペシャルなホーンボタンも入手済みということで・・・

ステアリング交換時にはまたご紹介させていただきます!!









2017/01/22

Lowlight Only



カルマンギア・角テールONLYなパーツ。。。


幾度となくご紹介していますが、

またまたご紹介です♪


まずはドアパネルに付くプルストラップ&アームレスト。

こちらでもご紹介しています。➡Click!!


こちらは受注生産のリプロダクションです。

オリジナルを手に入れるのはかなり難しいので、
こういったパーツが手に入るのはうれしいですね!




そして・・・・


こちらは、角テールの中でも、

58-59のみに使われたウインカーレバーです。

ウインカー機能に加え、パッシング機能も備わっています。



今回の3点セット、

最近角テールを購入されたというお客様からオーダーいただきました!!



カルマンをキッチリ仕上げる上では欠かせないパーツですね!









2017/01/19

'55 T-1 Convertible Seat #5

      


  昨年からお伝えしていた、'55 T-1 Convertibleのシートですが、
ようやく完成いたしました。。。


年末の時点で、
シートフレームのペイント&スプリングのメッキが、
仕上がったところでした。



あとは普通にシートを張るだけだったんですが、

ご存知のように55年までのビートル用には、
純正タイプのシートパディング(中綿)がリプロダクトされていないんです。

なので選択肢としては、
元々のパディングを補修して再利用するか、
それが無理な場合、スポンジやフェルト等で作る、
というのが一般的だと思います。


今回のシートは、最初の状態を見て頂ければ分かるように・・・


パディングを再利用することは不可能でした。
ただ、せっかくここまできたので、
出来れば純正タイプのパディングを使いたいですよね。。。


ということで、
今回は56年以降のパディングを一部加工してみました。

ボトム


バックレスト



55年のシートに合わせ、横幅を詰めています。
リプロダクトされていればこんな事はしなくて良いのですが、
とにかくこれでシートが張れます♪


で、この後はいつものように張り替えて・・・


完成です!!









・・・どこから見ても、バッチリじゃないでしょうか??(^^)/





























2017/01/15

ampco


昨年秋のイベントでスワップミートにも並べていたので、
見て頂いてた方も多いかもしれません。。。


50~60年代にアメリカで生産されていた製品で、
専用のオイル(ミステリーオイル)を混合気に微量に混入させ、
エンジン内部の摩耗を抑制する・・・という目的の商品です。



今回64年のビートルに、
取り付けさせていただきましたのでご紹介いたします!!



ちなみにエンジンは昨年オーバーホールさせていただいたばかり♪



まずは取り付け前にシミュレーションを(^^)/

何事もやる前に”妄想”する時間が大事だったりしますよね。。。




位置が決まれば早速取り付けです。


取り付けに関して・・・


付属のブラケット(写真右)でボトルをファイヤーウォールに取り付けた場合、
ボトルが正面を向かずに斜めを向いてしまうので、
きちんと正面を向く様に、新たにブラケットを製作いたしました。(写真左)



ボトルをファイヤーウォールに取り付け後、
付属の銅パイプを芸術的に曲げて繋げば完成です♪

このパイプの曲げ方次第で、カッコ良くも悪くもなってしまうので不思議ですね。





オリジナルの、本当にシンプルなエンジンルームも良いですが、

この雰囲気もまた良いですね!!

アメリカの製品ということもあり、
特にUS仕様のクルマに本当に良く似合います!!





残りわずかですが、販売用の在庫がありますので、

是非お問い合わせください♪













2017/01/08

'64 T-2 STD Turquoise #01




昨年末ギリギリから作業をスタートいたしました。



ペイント終了後、
組み付け作業待ちだったんですが、
ようやくのスタート。。。(^^;)


まずは追加オーダーいただきました、
フロントサファリウインドウの取り付けから。

慎重に位置合わせをして仮付けし、ブラケットをボディに溶接します。



その後、各部組み付けに入ります。。。





また、ご紹介いたします!!









2017/01/07

2017




明けましておめでとうございます。



昨年末はブログで一年を振り返る余裕もなく終わってしまいました。

facebookには少し写真を載せたのでそれでオッケーということで。。。(^^;)


個人的にも、自分のクルマ(カルマン)はほとんど、
・・・と言ってもいいくらいさわれなかったですね。

ただ、秋からのイベント3連チャンでは、
かなり以前から探していたパーツを手に入れることができました。

SPEEDWELLのステアリング♪♪


これは以前にビートルに乗っていたときから欲しかったんですが、
その時は入手には至らず、今になってようやく手に入れたという感じです。


で、勢いづいて、こんなホーンボタンまで。。。(^^;)




・・・ということで、現状、こんな感じになっています。

・・・これで満足です(^^)/



特に使う予定があるわけではないんですが、
いつかの為に・・・ということで♪



年明けから自分の話でスタートしてしまいましたが、

もちろん、仕事(作業)もがんばっていきますので、

今年も一年よろしくお願いいたします。m(_ _)m